忖度とは「他人の心中をおしはかること。推察」広辞苑より。
忖度という言葉は、近頃はあまりよい意味で使われなくなりました、やはり、文書改ざんで、隠すのが当たり前のようになり、数字や文面を操作して政府にとって都合のいい文書を作成するようになってしまったからです。
忖度はそれほどに悪い言葉ではありません。その行動の中「誠」があるかどうかです。あれば、相手のことを推察して、先回りして、やってもらいたいことをすれば喜ばれると思います。
この春に、忖度発言辞任がありました。以下のとおりです。
本州と九州を結ぶ道路事業の調査で、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相の意向を「忖度した」と発言した自民党麻生派塚田一郎国土副大臣が辞任。参院新潟選挙区選出で2回当選、今夏の参院選で改選を迎える。2018年10月の第四次安倍内閣の発足に伴い、国交副大臣に就任した。
北九州での集会に出席、関門海峡を新しい橋かトンネルで結ぶ「下関北九州道路」の事業に触れた。自民党吉田博美参院幹事長から「総理と副総理の地元事業なんだよ」と言われたと紹介「総理や副総理がそんなことは言えせん。でも、私は忖度します。国直轄の調査に引き上げた」と発言
副大臣とは⇒国家行政組織法では、閣僚の命を受け、政策及び企画を司り、政務を処理し、閣僚の命を受けて、閣僚不在の場合、その職務を代行する。