日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

死ぬまで働こう!

2019-10-30 23:25:47 | 政治

竹中平蔵氏の言葉  10月20日配信PRESIDET Onlineインタビューより

「たとえば、100歳まで生きるとすると、90歳ぐらいまでは、働くことになるでしょう。でも、70年間、一つの会社で働くなんてありえないですから、どこかで転職をすることになるそうしたときに、専門性が身に付いていない人は生き残れないわけですね。」

吐き出た言葉

 人生100年時代、この先どうなるのやら、生きていくには、かねがいる、それには、働かなければならない、からだが資本、こわれれば、誰がたすけてくれようか、自助努力しかない。じたばたしても始まらない。覚悟を決めよう。「なるようなしかならない」それには、精一杯、人生を楽しんで、あの世にいきたい。誰をうらめばよいのか紙風船。飛んでいけ、いやなことは。支離滅裂の文章です。

日本国民の自己責任
 
 竹中氏の発言は、彼の立場からすれば当たり前のことをいったまでです。小泉政権時から「構造改革」を推進、グローバリズムの旗印のもと規制緩和を実施し、そして令和の今があります。象徴的な変化は、貧富の差の拡大です。1割の金持ちどそれ以外の貧乏人バブル、崩壊前の「一億総中産階級」がポッかり、いつのまにか消滅してしまいました。終身雇用、定期昇給、年功序列、退職金、懐かしい言葉です。派遣社員の登場で、働く者の権利を奪いとられました。竹中氏は、人材派遣会社のトップです。現在の仕組みを作り上げたその人です。先の発言は彼にとっては当たり前のことです。それを許したのは国民そのものです。負け組なのです。小泉元首相が、郵政民営化をぶちあげ、「ぶっこわすぞ」と叫んで我先に賛成し、投票したのはわれわれです。それを棚にあげて批判するのもおかしなものです。その時の選択が間違っていたということになります。たしかそのときの官房長官は安倍晋三氏その人でした。


年金限度額変更

2019-10-30 11:23:07 | 政治
年金について
 
 年金の減額ルールの変更が検討されているという記事が目に止まりました。自分は、60歳から年金の受給していますが、給料と年金の合計で基準値を超えると減額されてました。働きたいけどセーブせざるを得ませんでしたが減額基準値を上げることにより、それが解消されます。もっと前に改定してほしいことでした。
 65歳になるまで年金と給料で28万円での家計のやりくり、少ししか貯金はできませんでした。減額限度額、せめて38万円であれば、それにみあうとうな職を探したと思います。人生100年時代、安心して生活できる貯蓄準備できなかった5年間は致命的になるかもしれません。今回の改定で該当者は2年間で240万円増える計算になるとかかれていました。週刊ポストの記事紹介します。
 
 現行の年金減額ルール
年金(厚生年金の報酬比例部分)
+給料の合計月収で決められる。65歳以上は合計月収47万円、65歳未満(60~64歳)は同28万円超えると超過分の半額にあたる年金額がカット支給停止される。ただし、カットされるのはサラリーマンが加入する厚生年金の比例部分
「得する年金」をもらえるのは、男性は、1961年4月1日(現在58歳)女性は1966年(現在53歳)以前に生まれた世代のサラリーマン。
たとえば、現在62歳の会社員A氏は、63歳になる来年から厚生年金の特別支給(報酬比例部分のみ支給)が始まる。年金額は、約10万円だが雇用延長後フルタイム勤務で働き、月収98万円稼いでいるA氏は、現行制度の間までは年金を全額カットされる。
しかし、ルールが変更(基準額が62万円に引き上げ)されれば、月額10万円の年金を全額もらえるため、65歳になるまでにの2年間で給料を稼ぎながら、年金が240万円増える計算だ。
在職老齢年金のルール変更は、65歳以降にも適用されることから、すでに年金を受給している世代も現役世代にもメリットがあるが、とくに男性「58歳~62歳」女性「53~60歳」の世代へのプラス影響は大きく、制度改正のメリットを最大限に活用するための工夫がより重要になる。
                   週刊ポスト2019年11月1日号