今日の言葉
禍福は糾える縄の如し
(かふくはあざなえるなわのごとし)
「幸福と不幸は変転するものだ」
史記・南越伝より
新総裁へ
安倍首相辞任後、自民党支持率が急上昇しました。それだけ、国民の期待の裏かえしです。勝敗は、げたをはくまでわかりません。ただいえることは、三人候補者のうち、誰が、総裁になっても安倍政権の数多い負の財産の引き継がなければなりません。石破さん以外は、安倍政権の重鎮として政策を推進していましたので、安倍さんが残していった負の財産は、負だと思ってもいないと思いますが・・・・
景気自体、去年の消費税10%から冷え込んでいましたが、コロナの襲来、それに伴う非常事態宣言で経済がまわらなくなりました。GDP(国内総生産)、消費者支出数字の悪化、企業の倒産件数の増加等、国民生活に暗雲が立ち込めています。
新政権には、最低限の生活が維持していけるような政策をお願いしたいとおもいます。
ご訪問ありがとうございました。
7月消費支出7.6%減 下落率拡大
朝日新聞夕刊NEWSダイジェスト
2020年9月8日
総務省が8日公表した7月の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出は26万6897円で、物価変動を除いた実質で前年同月より7.6%減った。6月はコロナ禍に伴う緊急事態宣言の解除を受けて前年並みの1.2%減まで回復していたが7月は下落率が再び大きく広がった。総務省は、長雨やセ-ル時期のずれが影響したとみている。
前年割れは10ヵ月連続。個別の品目では、10万円の給付金効果もあり、家電や家具が前年水準を上回ったが、洋服は25.3%減、シャツ・セ-タ-ル類
は17.9%と下落率が広がった。小売店が例年7月に行うセ-ルを6月に前倒しした反動や天候不順が影響したという
コロナ禍で不振が続く宿泊料は39.3%減、バック旅行費は89.1%減と、6月より下落率が縮んだ。観光振興策「GO T O トラベル」の影響も一部表れたとみられる。
コロナ倒産500件に
中小企業が大半
朝日新聞朝刊 2020年9月9日
新型コロナウイルスの影響による倒産(準備中を含む)が累計で500件になったと、帝国データバンクが8日発表した。民間金融機関を通じた無理し融資などの支援もあり、6月の120件をピークに月間の件数は減少傾向にある。ただ、融資額にも上限があり、ころな倒産が再び増えるおそれもある。
業種別では外出自粛や訪日客減少の影響が大きい飲食店が69件で最多、ホテル・旅館業53件、アパレル小売店34件と続く。都道府県別では、東京都が123件で最多、大阪府54件、北海道25件が続いている。
負債額100億円以上の倒産は3件にとどまる一方、5億円未満が411件よ約8割に上る。帝国データによると新型コロナの感染拡大前から経営が苦しかった中小企業が、コロナの追い打ちで持ちこたえられなくなったケースが大半という。長引くコロナの影響で、今後は経営が比較的良かった企業の倒産が増えるおそれがあるという。