日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

総理のイスは座り心地はいかかでしょうか?「初心忘れず」にお願い申し上げます。

2020-09-15 08:54:00 | 政治
今日の言葉

    後戻りできない。
  人生は一方通行だから。
        アガサクリスティー

菅義偉総裁誕生

安倍氏から菅氏へ花束の贈呈、いい場面ですね。多くの日本人は感動されたことでしょう。コロナ禍の中で行われたセレモニー、演出がどんびしゃりきまっていました。

安倍政権の政策を当面、引き継いでいくと言っておりました。安倍さんと二人三脚で7年8ヵ月さん政権を担い、安倍氏のフォローを一生懸命されてました。しかし、安倍内閣で残した負の遺産の整理はさぞかし大変でしょう。

デフレ経済で、実質賃金が減り、庶民の暮らしは苦しくなりました。一方、企業は内部留保が年々増えていき、社員より株主優先、株価は下がってもすぐ上がります。庶民のふところまでは流れてきません。

デフレ不況に加えて、新型肺炎の影響によりより恐慌の気配が漂います。企業の倒産が増え、これから年末にかけ社会問題化になりそうです。すると、雇用問題がでてきます。景気回復と表裏一体ですので、新政権の腕の見せ所になります。一番の特効薬は、消費税減税ですが、新総理の政策には入っていません。

新総理が掲げた国民へのメッセージは「自助・共助・公助そして絆」、覚えやすいキャッチフレーズです。要約すると、「自分たちで努力しなさい。できないところは国で助けてあげましょう」ということです。そして、行きつく先は「自助努力」になります。庶民宰相としては、少し傲慢のような印象を受けますね。

国と国民は、相互依存、ウィンウィンの関係がベストです。

「天下を思うような気持ちがなければ、ふつうの知恵は出ても本当知恵はでてこない」松下幸之助

ご訪問ありがとうございました。




コメント
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