植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ついに望遠付きデジカメを入手はしたものの・・・

2022年02月20日 | 雑感
 Amazonは凄いですね。先日ネットで見つけて注文したデジカメが、翌々日には届きました。聞けば、この会社の正社員は、数千万円の給料を貰えるようになったようです。勿論、世界に広がるその物流倉庫で働く無数の人たちは、その恩恵にあずかることは出来ません。非正規労働者=アルバイトなので時間給ですから、働いた分だけ一日、せいぜい1万円というところでしょう。駅前でスマホを片手に送迎バスを待っている列に並んでいる人たちが、あまり恵まれて幸せそうには見えません。しかし、その人たちのおかげでワタシ達が注文した品物がすぐ届くことになりました。

 仕事が無い若い方にとって、糊口をしのぐにはもってこいなのか、正規雇用の道が狭くしている委縮した日本企業や、経済政策を怨むのかわかりませんが、はっきりしているのは「何もしなければ、富は偏在する」という真理であります。
 
 さて、届いた中古品のデジカメ、「FUJI FinePix-s9400w」であります。かっこいいなぁ。今から8年前に発売された「広角24mmから超望遠1200mm までカバーした超ロングズームデジタルカメラ 」がうたい文句であったそうです。オープン価格なので、定価はありませんが、恐らく3~4万円くらいではなかろうかと思います。大体半額で入手したことになりますが、そんなものでしょう。1万円以下の作動するか怪しいものや付属品が無いものよりは安心料が加わったとみるべきです。

 品物は、正規の箱に入っていて汚れや傷もなくレンズもピカピカでありました。大きさはこれがまた丁度いい「コンパクト」カメラ、手のひらサイズで重すぎず軽すぎず、いい感じです。持ち運びやすく、軽くて操作し易いのが一番です。このカメラの注文前に大きさなどのチェックは一切しておりませんでした。それで、よくスポーツカメラマンなどが首から下げている、筋肉痛になりそうなでかくて重たいものをなんとなく想像していたのです。
 
 取扱説明書は入っていません。最近の電化製品は、パソコンや家電を除くとだんだん「取説」無しが増えてきました。あっても英語・中国語(笑)か、ペラペラの紙一枚。逆に分厚い冊子が2冊、などというのは最初から読む気が起きないものです。こちらのカメラはCDが同梱されています。これがその代わりであろうと思います。

 そんなものには目もくれず、いきなり箱の中にあった単三電池を装填し、スイッチオン!。実際に触って覚え、失敗して学ぶ、それがワタシの人生訓であります。さすがに、素人でも扱える簡便さを追求した廉価・普及型カメラ、だいたいボタンに刻まれたデザインで何のためのスイッチボタンか見当が付きます。小難しいことはそのうち覚えるとして「AUTO」モードに固定であります。遠い昔、カメラを持っていた時シャッターを半押しするとピントが合う、という機能を思い出しました。いじくるうちに、液晶モニターに電池の形の赤い表示が出て、電池切れ(笑)。

 腐るほどある予備電池を入れ直して、撮影に挑戦初PICがこれであります。



 初めてにしては、なかなか良いです。ピントが合っているのかは、こちらの目がぼやけているのでよくわかりません(;^ω^)。カメラってファインダーを覗くのでは無かったか、カメラマンがファインダーで被写体に照準を合わせる姿がカッコいいはずなんです。それらしい位置に覗き穴はあるのですが、中は真っ暗、顔を離してモニターを見て撮影するのはどことなく間抜けな気がするし、相手が見つからない、手ぶれしまくりであります。こればかりはちゃんと調べなくてはなりません。

 また、信頼する筋から(実兄)の情報によれば、FUJIのアプリをインストールすると、Wi-Fiを使ってスマホとのデータ転送が出来、スマホでシャッターが切れる、つまり離れていても定点撮影できるらしいです。科学やテクノロジーが発達し便利な機能もあるようですが、当方がうまくそこまで出来るかどうか(笑)

 懸念されるこれからの問題は、3つ。書道・園芸・メダカ・篆刻・ブログに蕎麦打ちなど、ワタシが幾つもの趣味を並行的にこなしていて、ただでさえ時間がなく、さまざまなことがおろそかになっているのに「写真撮影」が加わる余地があるのか。
 もう一つは、今までの数台のカメラがそうであったように、時を経ずして埃をかぶりレンズにはカビが生えるという無駄な失敗を繰り返してしまうか。
 最後は、これがきっかけとなって写真撮影に夢中になったり、カメラそのものに興味や拘りが芽生えると、もっと高性能の最新機種が欲しくなりはしないかという心配であります。

 今まで通り、カメラが苦手のままでいた方が「散財」しなくて済むというのがどうも最善の方策となりそうです。


コメント (2)
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