最近、人になにか頼まれることが増えました。さすがに「金を貸してくれ」と言ってくる人はいませんが(笑)
身内からの日常的な頼まれごとは、頼まれる範疇ではなく「指示・命令」の類であります。
犬の餌を注文して、畑のにらをとってきて、買い物があるので車を出して、肉を買うのでお金を頂戴・・・・
このGWでも、家内や子供たちから依頼され、BBQの準備やらなにやらでだいぶお金と自分の時間をとられることになりましたが、好きでやっていることであり、家族のためなのでむしろ歓迎すべきことであります。
定年を迎えて本格化した園芸、書道に篆刻、メダカ養殖などがだんだん本職まがいに慣れてきて、それなりに形をなしてきたせいか、あるいは「どうやらこの人、仕事もしなくていろんな趣味のこと・好きなことをやってる」と知れ渡って来たのかもしれませんが。
篆刻印を彫ってあげる、というのは自分の修行・スキルアップの一環なので「押し売り」ならぬ「押彫り」をしていたのです。ようやく一定レベルの技量になって来たのか、ぽつぽつ印を頼まれることが増えてきたのです。このところでは毎月数本は人の印を彫っております。勿論お代は頂かないので、税務署に突かれるようなことはございません。
書道関連で言えば、週一度の書道教室の仲間から「自分に使いやすそうな筆を貸して」と頼まれ、たくさんある手持ちの中古筆の一本をお渡ししましたが、これはいわゆる「お貸し、下され」でありますな。
また、別の仲間の方からは「仮名書」用に使っていない色紙・書道紙が欲しいと言われ、以前ヤフオクで大量に集めたわりと高級な「切継紙」などカナ書きに向いた紙を差し上げました。彼女からは、ちゃんとお礼にと、美味しいと評判の「豚漬け」をいただきました。
さらに、そのお友達からもわざわざlineで「ちょっとお願いがあるので時間をとっていただけませんか」と連絡がありました。彼女は旦那さんが自営業ですので、もしかしたらお金や商売がらみの相談か、と身構えていました。すると、知り合いのお祝いにデコレーションケーキを特注したいので、ワタシの知り合いのケーキ屋さんに頼めないか?という相談でした。これはその日が休業日にあたることや注文内容にちょっと無理があったので、地元のケーキ屋さんに頼むことになりました。
彼女にはうちで作っている「クサイチゴ」を食べさせたら、自分で育てて孫に食べさせたいと「株を分けて頂戴」と頼まれました。
マイガーデンでは数百種類の植物を植えているので、お隣さんから花瓶に飾るお花を分けて、とかちょっと写真を撮らせてくださいなどはしょっちゅうであります。
メダカは、屋上で育てていますが数千匹になって困ったことになったと思っていました。餌代もばかにならないのです(笑)。知り合いの花屋さんにそんな話をしていたら、うちで売りたいから納品して、と頼まれたのが3年前でした。今年も先月下旬に「そろそろメダカが欲しいのですが」と連絡が来て、すでに40パックを持ち込みました。
一昨日は知り合いにご不幸があったので、お悔やみに行ってきました。ご実家がちょっと遠方で、共通の友人であるお向かいのMさんに「お香典」を持って行ってと頼まれお預かりしました。昨日はそのMさんからさらに「パパさん(ワタシ)にお願いがある。」と言ってきました。
Mさんの親しくされている人が学校の先生で、「アゲハの飼育をしていて柑橘の葉っぱが欲しい」というのです。子供たちに孵った幼虫を育てさせるので餌が必要らしいのです。ワタシは10本の柑橘類を育てているのでその枝葉などはお安い御用であります。探してみたらすでに孵化していた幼虫2匹を発見したので、柚子の葉っぱと一緒に差し上げました。
いろんなことに手を出し首を突っ込んでいるうち、そのいくつかは人のためにもなっているようです。どれも取るに足らぬ頼まれごとで、ワタシにもほとんど負担がありません。あてにされ、頼りにされるのは今のうちであります。そのうち、誰かに頼まなければ、生活もままならなくなるのです。出来るうちは人に良くしてあげる、これはいつか結局は自分のためにもなるのだろう、と思いますね。
失礼ながら人格者でおられるのです
又「人に頼りにされるうちが花」にありますよう
生き甲斐でもあるのでしょうかね
素敵な生活をなさっておられます。
上から目線であったらごめんなさい
素敵な人生をお送りになっておりますね。
僕ももう少し経ったなら人の為になることを率先して行いましょう。
休日のあれこれ楽しんで下さいね。
人格者・・・それは無い(笑)。欲得を捨てる、自分が人より少し損をするくらいが平和で収まると信じているものです。
計算高いと言われるより、お人よしと呼ばれるほうが穏やかな時間を送れるような気がしますね。
今日もいい一日を送ってくださいね