植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

なでしこたちの頑張りをみて その気十分であります

2023年08月06日 | スポーツ
昨日から今朝にかけて、気にしていたことが幾つかあります。
月下美人とその改良種である「満月美人」の花が5個夜中に咲くのを撮影したい、と思っておりました。その鉢は自宅ではなく、ワタシの隠れ家・マイガーデンに置いているので、深夜にそちらに向かって写真に収める手間がかかるのです。

ところが、昨日はそれだけではありません。日中、ガーデニングやメダカの世話はもちろん、幾つかの用事があり、また公募展用の篆刻作品作りをするのは、ある意味ルーティンであります。これに加えて夕方5時から「サッカーWCなでしこジャパンのノルウェー戦(ノックアウトステージ)」、次にわが地元湘南ベルマーレのホームでの広島との公式戦、更に9時過ぎからは「渋野日向子」が予選をトップ通過したスコットランドオープンの三日目の観戦がWOWOWで深夜まで放送されます。

これに、先日参加した篆刻家さんの運営する篆刻教室のG-LINEに書き込みし、またその先生に師事することになったので、LINE上でさまざまなやり取りが始まりました。で、テレビを観戦しながら、iPhoneを操作し、ヤフオクで印材を入札しながら「ツムツム」をする、という超人的な夜になっていたのです。

実際、翌日の事があるので夜更かしは出来ません。遅くても夜10時には寝ないと次の日が役立たずになるし、ただでさえ慢性的な睡眠不足と疲労・軽い熱中症、脳に栄養が回っていないという日常なので無理は出来ないのです。

さて、その昨夜の結果であります。まずなでしこジャパンは、下馬評に違わぬ素晴らしい連携したプレーや個人技でノルウェーに3-1で勝ちました。グループステージの途中からネットや各種の報道で「なでしこジャパンはダークホースどころか、優勝候補」という論調が増え、日本人選手や監督がべた褒めでありました。

こういう時が危ない、というのをワタシの長い経験で知っております。このクラスなら慢心する・油断するといったことは無いのですが、相手方が捨て身になってくる・研究して思わぬ作戦で来る、ことが十分考えられます。また、わが日本の選手たちも、ややもすれば、かっこをつけて普段と違うよそ行きのプレーをするのでは。また、勝って当たり前というのがプレッシャーになりはしないか、といったことが心配でありました。

序盤探り合いで、静かな慎重な出だしでありました。ところが、日本の相手ゴール前に出そうとしたクロスが、たまたま相手選手に当たってラッキーなオウンゴールで先制した時から雰囲気が変わりました。ノルウェーだって勝つ気が十分で、恐らく前半は守備に専念し後半勝負のゲームプランだったのに、早い時間で失点したため、急激に攻勢を強めてきました。そして、早いセンタリングから相手の長身選手のヘディングが、ゴールの左隅に入ってしまいました。二人のDFが競り合ってもそれ以上の高さと強さがあって、大会でもトップレベルにエントリーされるようなファインゴールでした。

これはまずい、と思ったのはワタシだけではなく、プレーしている選手たちで、少し浮き足立って、パスミスなどが出始めました。後半に入っても互角の戦いであったのですが、さすが秋田監督は名将であります。後半早々から、相手に前からプレッシャーをかけるように指示をしたようで、全体が前がかりになり、ノルウェーの攻撃の生命線である後ろからのロングパスをかなり防いだのです。
そして、あの中盤選手のサイド清水選手の鋭い攻撃参加からのシュートが決まりました。これも相手選手に足にかかった球で、いい具合にゴールに吸い込まれました。流れが来て、日本に幸運が転がってきたように感じました。これは勝てると。とどめは今大会絶好調の宮沢ひなたちゃんの、キーパーと一対一の落ち着いたシュートでした。

これでBest8、次は世界ランク1位のアメリカと同3位のスウェーデンとの勝者と対戦することになりました。今大会一番の難関であります。もしなでしこジャパンの力が世界の評価の通りならば、きっと勝てると期待を込めて思う次第であります。

次に行われたのがJリーグのベルマーレの試合です。ここ15試合に勝ちが無く引き分けがやっと、21試合を戦って、わずか勝ち点合計13と、18チーム最下位でした。もうJ2降格が目の前にちらついていたのです。
しかし、この試合一方的に攻められながらなんとか無得点で凌いでいるうち、起死回生のミドルシュートが決まり、そのまま1-0で勝つことが出来ました。あての広島は、過去5試合で勝ちが無く、試合間隔が空いていたのも幸いしたのでしょう。

そして渋野日向子ちゃん、三日目の出だしを観ていましたが、これはダメだと直感しました。いいショットが風の具合もあってグリーンオーバー、バーディーパットも全く入りそうにないミスパットが続きました。悪かった時の渋野選手でした。起きていられず寝てしまいましたが、案の定5打スコアを落として順位を大きく下げました。4日間好調を維持するのは本当に大変なんだろうと思います。まして、ずっと調子を落とし怪我もあってまだ絶好調には程遠いのですから、仕方ありません。頑張っていい感じでスコアを伸ばしてくれたら夜中まで観戦し、ついでに花の写真を撮影するつもりでしたが、残念。
今日は気楽に回ればいいと思いますね。


ということで、なんやかんやあっても、まだ楽しみは続いております。ワタシの篆刻も、今度師事することになったS先生からは前向きな評価と、様々なアシストを頂くようになって「やる気」が増し、なんとなくそんな気分になってきましたよ。

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