
とある必要に迫られ、自家製豆腐作りをしました。国産大豆を買ってきて、浸漬するところから始める本格派です。豆乳の濃度が比較的低いところから固めるレシピで成功させる必要があり、にがりの量とにがりを投入する温度の試行錯誤に苦労しました。結論からすると、高めの温度で加えれば固まる(ただし、苦くなる)、固まらないときは、さらににがりを加えれば固まる(ただし、苦くなる)ということが、数回の試作の末わかってきました。豆乳の濃度についても、少し試行錯誤していたりして、結局、5回ほど作りました。出来上がった手作り豆腐は、市販の木綿よりは硬く、島豆腐のような感じ。たくさん豆腐が出来上がってしまったので、一度には食べきれずに、冷凍しておきました。豆腐を冷凍とは、、という感じですが、この硬い豆腐を一度冷凍して、解凍後にスカスカになったものを鳥の唐揚げ風に調理してみました。水分を切った解凍豆腐を鳥の代わりとして、あとは唐揚げを作る時と同じ手順です。見事、唐揚げが出来上がりました。何も言わずに、食卓に並べれば、鳥の唐揚げかな?と思えるほどのレベル。まさに、これが精進料理だなぁと思いました。