行雲流水の如くに

「玄冬期」を元気に生きるためには

この時期になると悩ましいのが「年賀状」をどうするかということだ。

喪中の挨拶で、親しき友や先輩方はあの世へ旅立ちそれなりに寂しい。

小説家の五木寛之は次のように語る。

年賀状が去年の半分になり、来年はさらにその半分になる。最後は年賀状というものも来なくなって、自分も世を去るのが理想ですよね。

アカゲラ

クリスマスローズ

雪の下でこの冬は過ごし来春花をつける。

わずか数か月前には、盛んに「絆」を強調していた宰相がいた。

五木寛之はさらに語る。

「玄冬期」を元気に生きていく第一歩は、人との絆みたいなものに期待しないというところから始まるような気がします。そこに非常に晴朗な、孤独の中の明るさとか、生き甲斐とか、そういうものが生まれて来るし、そういう覚悟が出来た人は、現在の家族との関係もベタベタした「庇護する者とされる者」でない関係が生まれてくると思います。

 

孤独を恐れないということは必要だ。

親鸞のように「煩悩具足の凡夫」という覚悟があれば孤独も乗り越えられよう。

雪の山見ぬ日となれば別哉(わかれかな)   一茶

弥太郎一茶は故郷の山々、黒姫山、戸隠山などと別れを告げて江戸へ向かう。時に15歳だった。

 

アカゲラとシメがにらみ合い、それとも仲良くするつもりか?


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コメント一覧

megii123
kenちゃん
この巣箱は、そうです私が作りました。
あまり出来栄えは良くありませんが、鳥たちは良くやってきます。
少々雑な方が鳥たちには良いのかもしれません。

3年間ほど「木工教室」に通っていました。
現在使用中の机は、ミズナラ素材の手作りです。
出来栄えは?愛用しています。(笑い)

今年は例年になく雪が少なく助かっています。
しかし今日の夜半から吹雪くとか、明日は引きこもりです。
knsw0805
「行雲」さん、こんにちは。
アカゲラとシメがにらみ合いの巣箱は「行雲」さんが作られたのですか?作られたとしたらまたまた意外性の爆発です(笑)それにしても地面の雪が凄すぎます。まあ10m積ることもあると言われていましたのでまだまだ序の口ですか?
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