2月に入って2回にわたり、北海道を猛烈な「爆弾低気圧」が襲いかかって来た。
今回特徴的なことは、札幌を中心とした交通網が完全にマヒしたことだ。
特に航空網やJR北海道が完全にアウト。
こんな自然の猛威(地震や風水害も同様だが)に対し日本人は従容としている。(普段と同じように落ち着いている)
建設省出身の論客竹村公太郎氏は次のように述べる。
自然の圧倒的な支配下で生きてきた日本人、この日本人が理念的な原則を持ってもそれはすぐ自然の力に嘲笑されてしまうこととなった。
理念的な原理・原則は人間の脳の働きである。人間の脳の中で考えた原理・原則など、自然が機嫌を損ねれば吹き飛んでしまう。自然のご機嫌がくるくる変わる日本列島で生きていくには、自然に合わせ目まぐるしく変化しなければならなかった。
外は吹雪、こんな時は室内園芸を楽しむ。
ベゴニア
防災への備えをと言われても、少々の対策では圧倒的な自然の力には無力だ。
「なるようになるさ」と受け入れざるを得ないのだろう。
「コロナ過」も似たようなところがあって、根本的な対策はどうも出来ない。
結局コロナウイールスの方が諦めて消えてなくなるまで「泥縄対策」でお茶を濁すのであろうか?
朝の明るさが段々早くなってきているのがうれしい。
日の出に出会えると元気をもらえる。