行雲流水の如くに

コロナリスクはゼロにならないーーどこで妥協するか

新型コロナウイールスがじりじりと増加している。

北海道ではステージ1からステージ2に警戒レベルを引き上げた。

協力要請内容は、

①発熱、せきなど体調が悪い時の外出を控える

②マスクの着用と手洗いを徹底

③テレワークや時差出勤の推進

それぞれの対策は、あまり目新しいものはないが注意喚起が目的であろう。

日本人は不安を感じやすい遺伝因子を持っているので、概して自粛には素直に従う。

しかしどうもそうでないタイプの人間もかなりいるようだ。

誰が何と言おうと自粛はしない人々だ

アメリカのトランプ支持者ほどではないが、日本では予想以上に多そうだ。

そしてこの新型コロナは、若い人は無症状か軽症で済むから始末に困る。

 

日本は中国のような独裁国家・監視国家ではないからゼロにすることはできない。

であるならばどこで妥協するかだ。

要はあまり騒がないということだろう。

コロナ後の「新しい生活様式」などという言葉が生まれたが、人間の生活様式などそう簡単に変えられるものではない。

たかがコロナ、されどコロナ。

「万の事皆もってそらごと・たわごと・まことあるなきに」(親鸞)、という諦観も必要だ。

 

経済と命とを比較しない。

もともと比較できないものを比較して騒ぎ立てることはもうやめた方が良い。

これは情緒に訴えて論理を封印する。

勿論両方とも大事なのだ。

思考停止に陥らず出来ることから手を付けていくのが最善の回答であろう。


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