このところテレビをひねれば、コロナとオリンピックでやや食傷気味である。
健康で元気に動けるということが何よりも大事だということなんだろう。
医師の鎌田實先生によれば、
「少しだけ太っていることは体にいい働きをする。免疫力を高め感染症にも強くなり、がんにかかりにくい体にしてくれる」
私も少し太め(かなり?)なので鎌田先生の信奉者である。
この数年来料理にかなり凝っている。
なるべく北海道の素材を生かしたシンプルな料理を心掛けている。
鎌田先生によると、
肉食を続けると、力によって問題を解決しようとする。ところが、穀物を食べていると、和の思想、互いに助け合う意識が生まれる。穀物の穂にはたくさんの実がなるでしょう。その穀物の習性が自然と身についてくるのです。
確かにコロナウイールスに対する欧米のやり方は力まかせだ。
日本のやり方は漢方療法的である。
来月の中旬になると自生のギョウジャニンニクが採集可能になる。
長い冬を耐えて芽を出した植物のエネルギーをいただく「ありがたさ」を実感するときだ。
季節の中でどの季節が好きかと問われれば、やはり3月から4月にかけてであろうか。
雪解け直後の森の林床は自然のエネルギーにあふれている。
エゾエンゴサク(蝦夷延胡索) 好きな花の一つだ。