植物学者の稲垣栄洋氏によれば、「日本人は雑草によく似ている」と言われる。
雑草は強い植物が生えない場所を選んで生えている。
雑草自体は弱いのである。しかしその弱さを強さに変えているのだ。
日本人が好きな強さとは、筋骨隆々のタイプではなく小さいものが技をかけて大きいものを投げ飛ばすのを好む。
もう秋の気配か、シュウメイギクが咲き始めた。
ところが最近のオリンピックなどをみると、このような傾向が変化してきているのか?
格闘技の体重別というのは西洋的な合理的考えであるが、日本人が考える美学ではない。
相撲が狭くて丸い土俵の中で体重無差別で行われているが,
ここに日本人の智慧がある。
薔薇(チャイコフスキー)
二番花が咲き始めた。主張の少ないアンテークな雰囲気だ。
薔薇(シーユーインピンク)
公園などできれいな芝生があるので中に入ろうとしたら、「芝生入るべからず」の看板が。
なんともおかしなことだが、高温多湿の日本では常に養生しないとひどい状態になる。
芝生は確かにきれいで気持ちよいが、構いすぎはどうかと思う。
モナルダ
この手のハーブはほっておいてもどんどん増える。
ゲラニウム(フウロソウ)
この花も雑草並みの扱いでも元気だ。時々カットしている。
夏草や 兵(つわもの)どもが夢の跡 松尾芭蕉