「家父長制度」とか「伝統的家族観」とか時代遅れのわけのわからないことを自民党保守派?と言われる人たちが主張しているようだ。
このようなことを主張する人たちの大部分は「世襲政治家」であろう。
「家」というものに縛られた江戸時代武士階級の考え方だ。
彼らがこの国をこれからも導いていくつもりならこの国の未来は暗い。
70歳を過ぎた男性で、未だに「亭主関白」を維持している男性はどのくらいいるのだろう?
もはや虫眼鏡で探し回らなければ見つけられないのではないか。
女性は年とともに強くなる。そのほうが家庭は丸く収まる。
縄文時代は母系制社会だったという。
戦争などは殆どなかっただろうし、皆和気あいあいと暮らしていたのだろう。
もっと女性議員を増やせば確実に世界から戦争は減っていくと思う。
日本は、近代社会における女性の役割をいまだに受け入れられない。
私のような世代は、男は外で働き、女は家で家庭を守る、という時代だった。
しかし今や夫婦共働きの時代に入っている。
お互いが相談して役割分担しなければやっていけない時代になって来ている。
ところがその現実を受け入れられない人たちがいるようだ。
しっかりしていなかったら生きていられない。
やさしくなかったら生きている資格がない。 レイモンド・チャンドラー