立憲民主党の泉代表が、次のような発言をした。
「5年で政権交代を目指す」
この発言に対して党内外からの批判にさらされている。
優等生的な泉代表にしてみれば、2年以内にある総選挙で150議席程度を目指し政権交代はその先ということなのだろう。
然し野党第1党の党首としては何とも弱気だ。
「政権交代」と言い続ければ、そうならないとも限らないのだ。
運はポジティブな人間に味方する傾向がある。
現在政権を担っている自民党にしても約30%程度の支持率しかない。
公明党の下駄をはかせてもらって何とか政権を維持している。
小選挙区と比例選挙区が並列しているような選挙制度で、二大政党制は無理のようだ。
必ずどこかと連立を組まなければならない。
そのように考えれば、自民・公明対野党連合が出来れば政権交代は可能なのだ。
場合によっては自民党の分裂や公明党の政権離脱などを画策すれば必ず政権交代は起きるだろう。
いずれにしても現在の自民党は完全に賞味期限は過ぎて、下手をすれば消費期限が来てしまう。
岸田政権は自分の政権維持に汲々として国民のことなどそっちのけ。
カネを配れば支持率が上がると読んでいるようだが、国民の方もそう甘くはない。
ポスト岸田の面々も帯に短したすきに長し。
いっそのこと政権交代まで行った方が日本の再生は進むだろう。