倭は国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる倭しうるはし 倭建命
大和は国の中で一番良い所だ。幾重にも重なった垣根のような山々にかこまれた大和は本当にうるわしいところだ。
この歌はヤマトタケルの歌と言われている。
日本古代史上の伝説的英雄だ。
自らの国をこのように純粋に歌い上げることが出来る気持ちが好ましい。
「まほろば」とか「うるはし」という言葉は、いまの日本でもっと大事にして良いと思う。
薔薇が真っ盛りだ。今年は気候が順調だったのか皆元気が良い。
ビンゴメィデランド
ケルナ―フローラ
「まほろば」という言葉は、美しい日本の国土とそこに住む人々の心をたたえた古語。
真秀が語源のようだ。
「うるはし」は、現代の言葉の「うるわしい」だ。
姿や風景、心が美しいことを言う。
このような状況を語るのに最近では「やばい」という言葉が使われている。
なんとも情けない使い方だ。
ウツギもほぼ終わり。この花の白は何とも言えない品がある。
カンパニュラが咲き始めた。