《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

プチブル新聞を論難する

2006年03月01日 21時26分53秒 | Weblog
通勤定期がきれたので、購入した。
購入用紙がこれまでとは違っていた。
記入しなければならない事項がかなり減った。

記入欄が削除された事項
 1)勤務先の名称
 2)勤務先の住所
 3)勤務先の電話番号

これは楽になりましたよ。
そして、これらを記入しなくてよいのは嬉しいですよ。
個人情報保護の観点から記入しなくてよいことになったらしい。

プチブル新聞は断続的に個人情報保護法を必死にたたいている。
学校の緊急連絡網が作られなくなって不便になった、
というような話題を取りあげて。

匿名社会のデメリット、それはあるだろう。
たしかに、いいことばかりじゃない。
新聞が警鐘を鳴らすべき事柄も含まれているだろう。

しかし、異常に熱心じゃないか?
第一面に何回取りあげている?
社会の木鐸:新聞が世に問わなければならないことの中で、
個人情報に関することはそんなにも優先順位が高いか?
しかも取りあげられるのは欠点ばかりだ。

新聞は自分たちが被る不利益に対しては
とても熱心に偏向的なキャンペーンを行う。
再販制度の維持とかね。
購読料値上げ前の「新聞宅配と国民の知る権利の関係」とかね。

結局、個人情報のことだって、
本音は取材がやりにくくなると困る
ということだけなんじゃないかと思えてならない。
いいよね、自分の仕事のしやすさを維持するために、
新聞の第一面使ってキャンペーンができて。

国民の知る権利?
個人情報保護法程度のことで守れないんじゃ、
それ以外の妨害でも守れないでしょ。

再度訴える。
たしかに個人情報保護法には影の部分がある。
それを取りあげることは新聞の使命のひとつであろう。
しかし度が過ぎれば新聞のエゴにしか見えなくなるよ。
他にも警鐘を鳴らさなければならないことはいくらでもあるのに。

とにかく、通勤定期購入が楽になって、
職場に関することを書く必要がなくなって、
私はとてもすがすがしい気分で定期が購入できたのだ。