《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

怪我をしても自分の足で歩きたいですね

2008年06月03日 20時59分36秒 | Weblog
雑誌『TRINITY』における
奧菜恵同志の発言骨子は以下の通り。


 自分と真摯に向き合うからこその葛藤と苦悩
 それでも、今再び動き出すことを決めた心にある想い
 奧菜恵という1人の女性の心の内に耳を傾けてみたい

 女優という仕事は、あらゆる役を演じられるように日々感性を磨き続ける必要がある。そして、ひとたび役が決まればその役を最大限に表現できるよう、ひたすら自分のなかの可能性を見出していかなければいけない。

「自分を見つめるという作業をしていくと、自分の嫌な面を見つけてしまって落ち込むこともあります。それも自分を知ることで、そうじゃない自分になろうとする気持ちが湧いてくるし、どこかで、そんなに悪い自分はいないって、思っているんです」

 人生をより豊かにしていくために内観を重ねることの重要性。ただ、それを実践できるかどうかはまた別の問題。奥菜さんの生き方の原点はどこにあるのだろう。

「環境もあると思いますが、やはりそういう質(註:スピリチュアリティーへの意識)ですね。私自身、心に蓋をして、感情を抑えていたことで爆発してしまって。何を感じてどこにいるのかを気遣っていないと崩れてしまうんです。だからこそ、心の声に正直に耳を傾けて生きる大切さを学びました。今は、情報も溢れていて、心の在りかが埋もれがち。そんななかでも自分の心に目を向けてあげるのが大切だなって。自分と向き合うことが幸せにつながると信じています。」

 幸せになるために必要なもの、奥菜さんにとってのそれは“愛”。

「私にとっての幸せの形がたぶんそこにあるんです。男女の愛だけではないですね。人間って自分が一番好きでかわいくて欲望のままに生きたいって思う反面、相手に対する気遣いとか、相手の喜ぶ顔を見て自分も嬉しく思ったり。そういう連鎖反応でみんなと幸せになれればいい」

 喜んだり愛したり、泣いたり叫んだり、心や感情に素直であることをとても大切にしているし、そういった人間臭さに魅力を感じるという奥菜さん。『失われた時間を求めて』というタイトルのお芝居では、“この一晩で私は生まれ変わるんだ”と言って家を出て行くという役。奥菜さんはこれからどう変わっていくのだろう?

「具体的なことよりも、今できることや感じられることに全力で向かっていきたいと思っています。いつ死んでも後悔のないように生きたい。いかに自分の心をキャッチしてあげるかが大切だと思います。本当にしたくないことをやらないと判断して、周りにいろいろ言われようとも、自分の心に従ったのなら後悔は何も無いし、逆に潔く現実を受け入れられる。怪我をしても自分の足で歩きたいですね」

 奥菜さんの言葉に「強い!」と思わず口にした編集部を、「強くないですよー!もう弱いし脆い(笑)」と笑いながらも、

「でも私には辛さが必要、というか欲しているのかも。心がある限りこの心で感じられる感情をたくさん感じていたいんです」

 今回の特集は顔と運命。奥菜さんが素敵だと思う顔は?

「優しい表情の人が好きです。特に目を見るかな。目ってその人が見えるというか、そのものだと思うんですよね。自分の目?好きですよ」

 女優として、表現者・小茉莉として、そして1人の女性として、どう生きていくか。今まさに新しい翼を広げて、ゆっくりだけれども、高く遠く羽ばたいていこうとする奥菜さん。彼女の今後に、すべての答えはある。


 愛にもいろいろな形があると思います。淡泊なのも一つの愛
 でも私は愛に限らず、深い部分まで入り込みたくなる
 妥協しないかといえば嘘になるけど、頑固な部分は頑固
 でもそれは、大切なことだと思っています。


胸にしみいるようなお言葉がそこここに発見できました。私は本来この手の雑誌は苦手としているのですが、ここでの奥菜さんの言葉に触れて、自分がまた豊かになったような思いがしました。
 掲載されている御真影も、心洗われるような素晴らしいお写真ばかりなんですが、かなしいかなGooブログは画像を1枚しか掲載できないので、残りは姉妹ブログ
 
  http://blogs.yahoo.co.jp/megumi_okina1841

に掲載しておきました。よかったらご参照ください。