どうも、名張校の数学、理科を担当しているケースケです！！
かなり久しぶりのブログ担当ですねー！
今回のテーマは………
「クイズ」
です！
これはシンガポール＆アジア数学オリンピック14?15歳向けで出題された問題です！
「中学生の問題でしょ？解けるんじゃない？」と思ったそこのあなた！！
めちゃくちゃ難しいです（笑）
問題を見ても「？」が飛び交うことでしょう（笑）
ではさっそく問題へ↓↓
アルバートとバーナードは、シェリルと友達になったばかりです。シェリルの誕生を２人は聞きましたが、彼女は１０の日にちを候補としてあげました。
5月15日、5月16日、5月19日
6月17日、6月18日
7月14日、7月16日
8月14日、8月15日、8月17日
それから、シェリルは、アルバートに「月」だけを、バーナードに「日付」だけをそれぞれ教えました。
アルバート「僕はシェリルの誕生日を知らないけど、バーナードも知らないよ」
バーナード「僕はシェリルの誕生日を知らなかったけど、今は知っているよ」
アルバート「それなら僕もいつだか知っているよ」
シェリルの誕生日はいつでしょうか？
さてどうでしょうか？
「？」となりますよね？（笑）
僕もこいつら、何言ってるんや？となりました（笑）
ではさっそく解説していきます。
まずアルバートの最初の会話に注目してください。アルバートは「バーナードも知らない」と言っています。もし仮にシェリルの誕生日が5月か6月だとするとアルバートは「バーナードは知っているかもしれない」と言うはずです。（18日だと6月、19日だと5月と特定できるから）
ということでこの時点で5月と6月の選択肢は消えます。
次にバーナードは「今は知っているよ」と言っていることから、もしバーナードが知っている日付が14日だったら、候補月が２つあるため特定することはできないので、この会話をするわけがないですよね？
ということで7月14日と8月14日は選択肢から消えます。
最後にバーナードがわかったという話を聞いてアルバートも「それなら僕もいつだか知っているよ」と言っていることから同じ月に2つ以上の候補日がある場合は特定できなくなります。
つまり、8月15日と8月17日の選択肢は消えることになります。
ということで、最終的に残った選択肢は………
そう、7月16日になります。
もし、この説明がわかりにくいと思う方（説明が下手ですいません（涙））はインターネットで「シェリルの誕生日」と調べていただくと色々な説明がありますのでそちらを是非！！
ということで世界にはこんな難しい問題を作る人もいて、解ける人もいるという話でした（笑）