ちょっと前に本屋さんの店先にずらっと並んでいた柴田トヨさんの詩集。
私も読んでみたくなり買いました。
90過ぎて詩を書くようになられたとか。
とても癒されたり・・・とても寂しい気持ちになったり・・・私はそう感じました。
トヨさんの詩を読んでいると亡き「母」を思い出しました。
今生きていてもトヨさんよりも若い母。
今トヨさんは一人暮らし。
どんなにひとりぼっちでさびしくても考えるようにしています。
「人生、いつだってこれから。だれにも朝はかならずやってくる」って。
一人暮らし20年。私しっかり生きてます。
本当に強い人ですね。
私が一人になった時こんなに強く生きられるだろうか・・・自信がありません。
私の母も父亡き後16年一人暮らしをしていました。
亡くなるまでずっと一人暮らしでした。
今思うと可哀想でしかたありません。
母はトヨさんのように上手に生きられない人でしたから、
一人暮らしは本当に寂しかったと思います。
亡くなる2週間前に私の家に来た時に「この辺(私の近く)に住みたい」と言いました。
おそらくそれは母の本音だったと思います。
私もできることなら・・・と思いましたが、
私の家に来たその日に救急車で病院に運ばれ2週間後には帰らぬ人になってしまいました。
人生って最後の最後まで分からないものですね。
柴田トヨさんの詩を読んでこんなことを思ったなでしこでした。。。
--- なでしこ ---
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