(1947年)山口良忠判事が栄養失調で死亡
太平洋戦争終結後の食糧難の時期、彼は法の番人としての立場から闇米を拒み、食管法に基づく配給食糧だけを食べ続けた末、栄養失調により死亡した。
他に同様の理由で亡くなった法曹関係者はいなかった、即ち、闇米を売買する者を裁きつつ、自らも陰ではそれを得て日々凌いでいたということ。
悲しいかな、人間、理想だけでは生きていけない……。
(2008年)三浦和義被告が公判中のLAにて自殺
いわゆる「ロス疑惑」で改めて嫌疑をかけられている最中に、その舞台となったアメリカで首を吊り、自ら命を絶った。
この自殺にも様々な疑惑がもたれているが、ロス疑惑同様、永遠に闇に葬られてしまうのか。
この先、今以上に真相が解明されることはないような気がする。