(1963年)西口彰連続強盗殺人事件 ~福岡県の山道で男性二人が殺害されているのが発見される
これに始まり、最終的に五人を殺害する。
連絡船からの投身自殺を偽装したり、巧みな話術で多くの人を騙し詐欺をはたらくなどして全国を逃げ回り、結局逮捕されたのは年が明けてから。
当然死刑判決が下され、執行された。
この事件をモデルにしたのが佐木隆三原作の『復讐するは我にあり』で、後に映画化もされる(監督は今村昌平。犯人役の今は亡き緒形拳の迫真の演技が見物)。
映画では商売女が通報するが、実際の事件では小学生の女の子が犯人の姿を見破り、それが逮捕への突破口になるという映画顔負けの劇的な展開だったそうだ。
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