以前から2台目の調達を目論んでいた両軸リールのピナクルビジョン。
今回はゴールドボディが美しいVST10SPをオークションで入手出来ました。
メンテナンスも完了したので、記録しときます。
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オークションに掲載されていた写真だけ見る限り美品。キズや塗装、マーキング剥がれもほとんどないため、ポチッと。
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マーキング部分も全く剥がれてない。
リーリングしてみると、いわゆるゴリゴリ感はありますが何かが噛んでいるようなシャリシャリ感はないので、グリス&オイルが枯れてるかなぁと。ワインダーのギア部分なんかカラッカラッになってたし。
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ハンドル外して、ワッシャー類の順番確認。リテーナー部分には塩の結晶全くなし。緑青もなし。
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ギア部分、見えているグリスは酸化しちゃってますかね。ギア周りはグリスほとんど切れてますが、摩耗している感じでもなく、砂やシオガミは一切なし。
淡水限定利用と回数もそれほど使っていない感じです。
この後、各部品をパーツクリーナーで清掃していきます。
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一番きつかったのが、遠心ブレーキの元についているベアリング部分。パーツクリーナーで洗浄すると多量の黄色いグリスが出てます。
今回調達したVST10SPの遠心ブレーキ部分。
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ここはパーツが固着してましたが、白いブレーキパーツが可動するようになりました(上部の3つが上に移動させた状態)。
↓参考まで:こちらは、VSRT10の遠心ブレーキ部分。
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ブレーキパーツは4つで簡易な作りになってます。
各部の清掃とグリスアップ、オイル塗布を終えて完成です。
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新旧(と言っても、どっちもオールドリールですけど)並べて記念撮影。
巻き取りもスムーズになり、実戦投入の準備が整いました。
純正ハンドルのままだと、径が短く40号程度のオモリを使う船釣りには適さないので仮として他のハンドルを取り付けました。
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眠っていたRYOBIのALERT船SS500から拝借。穴径8x5で流用可能。中型リールのハンドルなので、径が少し長くなり、巻き取りが楽になり船でも使える仕様に。
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ラインは最近の定番、DAIWAの棚センサーブライトネオ+Si2を150m巻きました(150m買えばよかったのに、手が滑って200m買ってしまいました)。
テスト釣行後にハンドルをどうするかは考えます。
パーツクリーナーはプラスチックにも利用可能な物を使いましょう
※ただし、利用可能となっていても長時間の浸漬は避けましょう。
グリスとオイルの使い分けはとても重要!
2号150m巻いとけば ライトタックルは問題なし。
ハンドル交換時は穴径(2種類あります)を間違わないようにしましょう。
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