Inagoからご招待いただき、
モンドカフェで待ち合わせ。
自由劇場で、
「アルデール又は聖女」を観て来ました。
55年前に、四季が旗揚げ公演で上演した作品だそうだ。
さすがの私も生まれてない。
光枝さんだって高校生だ。
本物の味方隆司さんが出演しています!
一昨年12月の「ハムレット」以来です。
やっぱり、アジカタ(仮名)先生、
味方さんに似てるわ~~~。
味方さんが断然素敵だった。
妻と、妻の恋人と、常に3人で行動している、
皮肉屋の伯爵なのだが、
いや、なにしろ恋人の栗原さんより、味方伯爵がいい。
「アスペクツ・オブ・ラブ」で山崎義也さんが、
「なんという乱れた関係なんだろうと思った」
とおっしゃっていたが、
これも、乱れまくった家族関係だった。
古典でもおもしろいのね。
岸田國士しかり、
アヌイしかり、
ジロドゥしかり。
木村花代さんもよかった。
かっちりした服装で身を守る貞女のような花代さんが、
驚くほど赤裸々な台詞を吐く。
花代ファンには、おそらくたまらない。
最後まで姿を見せないアルデールに、
これでもかというほど想像力をかきたてられた。
アルデールの部屋のドアは、
常にセンターで照明が当たっているし。
よくできた芝居だった。
ご招待いただいただけでなく、
すご~く嬉しいプレゼントまでいただいてしまった。
Inago&旦那様、ありがとう。