ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

7月21日(月) 「ボビー・フィッシャーはパサデナに住んでいる」

2014-07-21 23:13:13 | 演劇
術後、初観劇~!

入院中に夫が
「これ観たいんだけど行けそう?」
とチラシを持って来た芝居。








「ボビー・フィッシャーはパサデナに住んでいる」を観て来た。

中嶋しゅうさんの出ている芝居。

ちなみにこの絵は、那須さんのお嬢さんがお母様を描いたものだそうです。

シアター風姿花伝は、ちょっと遠かった。
いや、遠くはないけど行きにくい場所だった。

最寄り駅から(普通の人で)徒歩12分。
私は20分ぐらいはかかったかな。

厳しい暑さで遭難しそうになり、夫に当たり散らしていたら、今日のアフタートークのゲストがなんと!









機嫌なおりました。

さらに客席に座ってからも、ちょっと夫に文句を言ってたら私の隣に鷲尾さんがいらした。

鷲尾さんの前に出ると、私はとってもお行儀のいい女子高生のようになる。

一番ホッとしたのは夫だと思います。

鷲尾さんと会うのは、2012年12月の6-dim+ライブ以来。

醜い我が身が恥ずかしかった。

「ボビー・フィッシャーはパサデナに住んでいる」、凄かったです。

しゅうさん、増子倭文江さん、那須佐代子さん、前田一世さん、みんな凄かった。

観ているだけで心身ともに消耗する激しい舞台。
重いし、痛いし、苦しいし、エンドレスだし、何かと我が家と重なるし。

出演者はもっと消耗することでしょう。

那須さん演じる娘が、登場した時から不愉快な態度。

だんだんに酔っぱらって、しゅうさんの父親にからむ場面は迫力があった。

病気の息子より、この娘の方が手に負えない感じ。

息子の前田さんがまた、かわいらしいんだ。
なんとかしてあげたくなる。

増子さんは、最後にはすっかり娘の命をあきらめたような表情をする。

あきらめざるを得ない母親の苦しみがわかる。

きれいで華やかだった母親が、憔悴して、それでも娘への愛情を吐露して去って行く。

報われないエンディングだが、アフタートークで現れた増子さんが一段ときれいで感動した。

ゲストの鷲尾さんの感想もおもしろかった。

ズドーン!と来る芝居です。
4人の出演者がすばらしい。

7月30日まで上演中です。

しゅうさんに3年半ぶりに会った。

帰り道は、ずっと芝居の話をしていた。

たぶん夫が行きたいと言わなければ、私からは行こうとは思わないだろう芝居だけど、そういう出会いもあっていいな~。

3日連続のお出かけで、両脚の筋がビキビキ痛む。
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