4月26日(日) 12/22℃
初待ち合わせ
認知症予防の回想法から、調子に乗って「文通」の後は「初待ち合わせ」へ
60年前となると携帯はもちろん電話も引いている家は少なかった。 年頃の女性に手紙を書けば父親が勝手に開封してえらく怒られるような時代だった。
それでも男は本能から必死になって会おうとする。 顔も知らない者同士が初めて出会う文通の相手となるとまさに綱渡りだった。
高校大学と一緒だった友人がカバの俺に恋人ができたからと真似をして文通を始めた。 彼は当時の歌手・舟木一夫にそっくりでモテモテ男だったが、なぜか文通相手から届いた写真に一目惚れし、初めて神戸の駅前で会うことになった。
手紙をやり取りして彼は右手に本を持ち左手に花を1輪持ち、約束通り駅前で待った。 しかし5時間も待ったのに彼女は来なかった・・
何年か後、偶然にその彼女と共通の友達から話を伝え聞いたら、彼女も3時間待っていたと。 どうやら西口と東口の駅前でお互いに待ってたみたいだが運悪くどちらもそれを知らなかった。 昔はそんな悲喜劇が多くあり、初待ち合わせは困難を極めたものだ。
彼はあれからショックで大学を中退し、山奥のお寺で坊主の修行をしていると伝え聞いた。
(カバの初待ち合わせは明日へ)
・初デート人生かけて待ち合わせ
・待ち合わせ右と左で悲劇あり
・失恋と確認もせず坊主なる
・カバ男初のデートはあるのかな 頑爺
新緑の南公園の散歩から・・ ご夫婦で春を楽しむ姿を見かけるが、みんな初出会いがあったんだな・・
私思い出は・・学生運動だけ・・
そして中退して・・田舎に引き戻された
明日が楽しみで~す