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八十路の青春賦 人生の黄金期を自分らしく あるがままに生きる幸喜幸齢者 感謝と幸せの生きがい日記 頑爺/肇&K

昆虫食

2023年11月29日 | 秋・八十路の青春賦
11月28日(火) 6/17℃ 
昆虫食

所属するシニア自然大学校の地球環境自然学講座へでかけた。
「昆虫食」をテーマに3時間 専門家(NPO法人昆虫食普及ネットワーク理事長の内山正一先生)の目から鱗の面白い話に引き込まれた



世界の人口は今80億人、2050年には100億人になるというが、地球温暖化や温室効果ガス、森林破壊や戦争、紛争の影響により世界の深刻な食糧不足が懸念されている データでは今も世界で一日4万人が餓死し、世界人口の10人に一人は栄養不足と聞き驚く



FAO(国連食糧農業機関)はこの地球規模の食糧問題を解決する手段として昆虫は有望な選択肢となりうると発表している



日本でも既に昆虫養殖が始まり、その具体例や食べ方などを諸々紹介して頂いた



ボクは信州・安曇野の生れだが、長野県は海がないので子供のころから自然と昆虫は食べてきた 長寿県だがその効果もあるのかもと?



イナゴ、蜂ノ子、蚕のサナギ、水田のタニシ・・・等々  都会に出て来てそんなものは誰もが食べないことを知り驚いた



講義で世界各地の昆虫食を知ったが、日本でも既にコオロギ、サザ虫、蟻、バッタ、カミキリムシにスズメバチ、セミ、タガメ、ジョロウグモにシロアリ、蛆虫の類なども美味しいとの事で驚く



東南アジア、アフリカ、中国、中南米では昔からの常用食のようだ
シロアリはスプーン一杯を食べれば一日の栄養素が賄えるとか



昆虫はタンパク質や脂肪が多く、ビタミン、植物繊維、ミネラルが豊富で健康的な食糧源という



それら昆虫を今現代社会では養殖して家畜や養殖魚に飼料として与えることで人間に循環させることや、昆虫そのものを調理して食料にする研究開発が進んでいるという



今は無印の店で食品「コオロギせんべい」が売られているので話題になっているが、徐々に昆虫食料が市場にでてくるようだ



今でも世界の20億人が2000種の昆虫を日々の食料としているとか
日本人は特に昆虫食に対する根強い心理的抵抗感があるので、その解決法がこれからの課題のようだ 
(私もいくら  旨い! と言われてもうじ虫の類は食べられない😰



最後に京都大学名誉教授の田中先生の話を聞き終えた



来年度のカリキュラムが発表されたが、錚々たる講師陣に今から楽しみだ😆 



国内各地のみならず、海外での自然観察会には今はボルネオを募集中、来年はモンゴルでもあるらしいが、地球規模での講座に多彩な専門家が加わり面白い講座が続く



*風景写真は全て千里南公園の散歩道から




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