日本リーグの総括この土日に京都わかさスタジアムで開催された、日本女子ソフトボールリーグ決勝トーナメント
4試合中のなんと3試合がタイブレーカーという大接戦を
ごりらっ子たちと一緒につけたスコアをもとに振り返る
シリーズ第1弾
平成23年11月5日(土) 第1日 第1試合 曇り時々雨 試合時間2時間57分 非公式記録員・楽勝
ト ヨ タ 自動車 000 000 01 1
ルネサス高崎 000 000 00 0 (タイブレーカー8回)
バッテリー ○アボット-渡邉
バッテリー ●上野-峰
長打 二塁打 長崎(トヨタ自動車)
トヨタ自動車がタイブレーカーでルネサスエレクトロニクス高崎を破り、決勝進出を決めた
トヨタ・アボット、ルネサス・上野の絶対的な両エースの投げ合いとなり7回では決着がつかず、決勝トーナメント第1試合からタイブレーカーへ突入
その8回、トヨタ自動車は9番キャプテンの渡邉がスリーバンドとなる送りバンドを成功させ
一死三塁のチャンスに
1番ワトリーがライト前に運んで待望の1点を挙げ、これが決勝点となった
守ってはアボットが6回までをノーヒット
7回を除いて毎回の12奪三振
わずか1安打とルネサス打線を完璧に抑えて勝利を呼び込んだ
ルネサスも必勝態勢で臨んだものの打線がトヨタ・アボットに完全に抑え込まれ
熱闘143球の上野に報いることは出来なかった
負けたルネサスは、明日の第1試合・セミファイナルへ回って再び決勝を目指す
トヨタ自動車は、チャンスとあらば4番5番にも送りバンドをさせるという徹底ぶりバッターの一人ひとりがルネサス上野にしつこい
走者が出なかったのは5回だけ
そして得点チャンスを逃し続けても、流れを持って行かれなかったのは
守りの要・アボットの投球
毎回のように後ろを振り返って、野手陣に声をかけるのを忘れない
北京オリンピックで敗れた翌年にワトリーとともに日本へやってきたアボットは「私を特別扱いしないで」と話したという
そして1年経ったとき「日本の選手たちは、試合中でもチームメイトのことを考えている」と話したアボットは、決勝でルネサスに負けた
そしてその翌年、今年とトヨタ自動車の大黒柱として投げ続けるとともに
チームワークの大黒柱となった
翌日の決勝タイブレーカーで、2失点のきっかけとなるエラーをしてしまったアボットを、もちろん誰も責めない
それどころか、若い山崎がセンターへはね返して1点差とし
小野がきっちり送って二死二塁
あとがないこの場面で、キャッチャーでキャプテンの渡邉が、1ボールからホームラン打つ~
信じられないような逆転サヨナラホームラン
そしてホームで全員が待ち構え
アボットは「アンビリーバボー
」とでも言っているかのように、チームメイトと一緒になって渡邉になだれ込み、倒れ込む
日本のソフトボールを変えたミッシェルスミスはここまではしていなかったと思う
でも、これができるのがアボットのスゴさであり、強み
そしてこれが、アボットより年上のワトリーも同じで
たぶんこの2人がこの先の日本のソフトボール、世界のソフトボールの方向を指し示していってくれるのではないかと思う
試合時間こそ長かったもののスコアはチョー簡単
最初、はるかちゃんに頼もうかと思ってたんだけど
久々に書いてみました
ボールカウントまでね
それがさ・・・一緒に観てた藤原先生の尼崎ごりらっ子たちが
みんなスコアブック広げて書いてるんだもん
そして・・・最初のバッター・トヨタ自動車ワトリーの打席
フルカウントからセカンドゴロ
セカンド捕って一塁へ投げてフォースアウトかと思いきや
いきなり球審が何か言ってるじゃん
どうも、ワトリーの踏み出した足が打席の外へ出たらしい
しょっぱなからこんなん難しいの出てきちゃってさ~
やっぱ、机上でやるのと現場で書くのでは全然違うよね~つるちゃん
ちなみにこの場合、記録は「▲2」となります
ごりらっ子たちが意外にスラスラ書いてて、私ゃびっくり
今年2月に会った時より全然書けてるじゃん
三振もさ、ただの「K」だけじゃなくて、空振り三振と見逃し三振の記号をつけたり
犠打の時の「◇」も
忘れがちなゴロのマーク「 ‿ 」も
タイブレーカー走者の記号も
話したコバから身についちゃう
その脳ミソ、かえっこしない
オリンピック競技に
ソフトボールを復活させよう
バックソフトボール
再びソフトボールがオリンピック競技として採用されるよう復活へ向けた取り組みや活動を続けよう
平成20年9月15日更新BACKSOFTBALLオリンピック競技復活へ向けて
~坂井アニからのメッセージ~