みちのく童話会
東日本大震災から10年のくぎりの2021年、東北地方の皆様から第1回みちのく童話賞を開催し、第3回まで、たくさんの作品、作家との出会いがありました。
童話賞終了後は、みちのく童話会として、活動を続けています。
童話賞へ応募するときというか、考えている場合、その賞の過去の受賞作、読みましょうね。
長く続いている賞の場合、全部はきついかもしれない。でも最低でも過去5年分くらいは読んでおきたいもの。
このレベルを書かないと、受賞はしないんだ。あれ、この作品あまり好きじゃないけど、受賞するんだな、など感想はまちまちです。
たとえば、岩崎書店の福島賞(これ、略称です)を読むと、SF童話賞なんだけど、案外ファンタジー寄りが多いなとも思います。すると、題材の切り口が広がるように思います。
私が受賞した、児童文学ファンタジー大賞は、HPから過去の受賞作と最終選考に残った作品全ての選考委員のコメントを読むことができます。ちょっとわかりにくいけど、ぜひ探してみてください。「ドーン」というところ。かなりの辛口コメントに、でも選考委員の先生達の姿勢が見えます。勉強になると思います。
短い作品だったら、書き写してみるのも、いいでしょうね。
童話作品で大事なことのひとつに、「絵になるか」というポイントもあります。そんなことを念頭に置いて読んでみるといいと思います。
おっ、これは、スタッフ野泉マヤさんのデビュー作。福島正実SF記念童話賞大賞受賞作です。
おいおい、私や他の方の公募のことも、お伝えしましょう。(お)