第一回目のテーマはオリエンテーション。まずは自己紹介とアイスブレイク。オオミネ小に務めている米国版協力隊ピースコーボランティアのベンがクラブに大きな関心を寄せてくれ、サポートで入ってくれた。協力隊の竹ちゃんも写真撮影で協力してくれている。自己紹介では、クラブへの参加動機を尋ねた。「島をきれいにしたいから」「ごみのポイ捨てをなくしたいから」など思った以上に素直な答えが返ってきて驚いた。
自己紹介とアイスブレイクの図。
初回ということで、クラブのルールを説明。これからこの3つを意識して活動して欲しいと伝える。
1.アクティブであること
2.学びを実践すること
3.学びを共有すること
1992年リオデジャネイロで開かれた環境と開発に関する国連会議(環境サミット)。当時12歳だったセヴァン・スズキの伝説スピーチを鑑賞。世界のリーダーたちを前にして「どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。」と訴えかける彼女。
ほぼ同い年の彼らに彼女の言葉はどう響いたのか?感想を書いて提出してもらった。
環境クラブの教育効果を評価できるように、10問の簡単なテストを用意した。5か月後の終了時に同じテストを実施し、その変化を図ることが目的。5問は環境に関する知識を問う問題。例えば、「4Rとは何か答えよ」「森林の機能を一つあげよ」残りの5問は環境に優しい行動をしているかを問う問題。例えば、「部屋を出る時、電気を消しているか?」「輸入食品よりも地元の食品を食べるようにしているか?」「ここ1週間でポイ捨てをしたか?」。
結果は以下のようになった。数字は受験者全体の正答率または環境に対して望ましい行動をしている割合を表している。
ポイ捨てをしていない子どもは3割程度であり、クラブの指導者としては少し残念なところ。
毎週一回の活動が始まった。彼らがポンペイの未来を背負う!
24年度2次隊 浜川喬弘