少しづつ感染者は減ってきたものの
相変わらず日々の死亡者数が多い北の大地です。
日頃ベースギターに関して思っていることを今日は少し書きます。
まず、ペグの話。
ベースは 逆巻きというペグがあります。
Vintage タイプに慣れている人はあまり気にならないのかもしれませんが
私は逆巻きが苦手です。
現在所有しているすべてのベースが順巻きです。
ギターを弾かれる方に逆巻きの話をしたことがあるのですが
そんなのあるんだと言われたので、ギターには逆巻きのペグが存在しないみたいです。
例えばフェンダーの62年モデルなんかは、
クルーソン製の逆巻きペグ、
スラブ貼りのローズ指板
クレイドットポジションマーク等々
私のように最初に購入したベースがフェンダータイプでないと
この逆巻きというのがすごく違和感があります。
ですので、FENDER JB62 とかの逆巻きは苦手なんですね。
ペグでいうとロリポップ、いわゆるパドルペグが一番好きですね。
バインディングにドットポジあるいはブロックポジ
そして順巻きのアルダー&ローズの仕様が一番好きです。
それから、ジャズベースタイプのベースについてなんですが
まぁ、みなさんご存じのとおり、
60年代と70年代のジャズべでは仕様が異なります。
ボディ材にアッシュが増えてくるとか変遷もありますが
しかし一番の違いはリアピックアップの位置ですね。
70年代のリアピックアップはよりブリッジ側になります。
パッシブのジャズべの写真を見ると
60年代のリアピックアップは二つ目のボリュームのあたり
70年代のリアピックアップは三つ目のトーンのあたり
になります。
重たいアッシュにブリッジ寄りの70年代タイプ
アルダーに少しネック寄りの60年代タイプ
ドンシャリな前者とタイトな後者。
正直私は後者の方が好きです。
70年代タイプのアッシュのベースも所有していた時もあるのですが
最終的にアルダーの60年代タイプのほうが好みだと感じますね。
ピックアップがブリッジ側によるとどうしてもHIGHが目立つようになります。
その感じが、どうもなんかしっくりこないんですよね。
ですので、個人的には1965~1966年あたりのジャズべの仕様が一番好きですね。
まぁ、実際1965年、1966年あたりの仕様は人気がありますよね。
白や赤のマッチングヘッドは特に人気が高くて値段も高騰しているような気がします。
コロナ下でVINTAGEのギターやベースはさらに値上がり傾向にあります。
ただ、以前も書いたかもしれませんが、
プレべに関してはアッシュのほうが好きだったりします。
数年前、渋谷の某楽器店に行ったときにCREWSのジャズべとプレべと
いろいろ試奏したときですが、
アッシュボディにメイプル指板の PB を試奏して一発で気に入って
思わず購入したことがあります。
今、残念ながらそのベースは手元にはないのですが
時々手放さなきゃよかったかなと思います。
まぁ、今は愛用の Provision VPB-Pro Series
(アッシュ&ハカランダ指板)があるので
大丈夫ですが。
ジャズべは60年代のアルダーボディ
プレべはアッシュボディ
ペグは順巻き
これはもう、好みなので仕方ないですね。
ちなみに写真は70年代ポジションのアッシュボディのジャズベなのに、なぜか逆巻きペグが付いていて
なんか気に入らなくて手放した某国産ブランドのベースです。
私も好きです。
最近発売されたフェンダーの75周年記念コメモラティブ・プレシジョンを試奏したんですが、かなり良い出来なので購入検討中です。
今後アッシュボディーの製品は益々貴重になってしまいそうですしね・・・。
私はジャズベの方でしたが、あのゴールドのハードウェアとアッシュボディの美しい2カラーバーボンバースト。
とっても素敵だなと思い欲しくなりました。
ゴールドって地味に好きなんですよね。
なかなかお値段も素敵だったりしますが。
その値段なら音も間違いないでしょうね。
ASHやっぱり入手困難になるんでしょうかね。
一過性の話であって欲しいと祈るばかりなのですが。
北米大陸の気候変動の影響からアッシュの自生する地域の環境が悪化していて
アッシュの若木の生育が絶望的に悪化しているのだとか。
そのため、Eギターやベースで近年?人気のスワンプアッシュの供給が危ぶまれる事態と成っているそうで、
今後、そう遠くない未来にはアッシュが高騰して高級材(値段が)となるのは必至とのこと。
話は違って、
先般より輸入木材、資材の供給が滞り、物件の建築が困難な「ウッドショック」に陥っているそうです。
家屋が建たない、工期の大幅な遅延、木材/資材の価格高騰による建築価格の大幅値上がり、、、
と言うパニック状況