春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

果托は巡る、

2018-04-21 | 水生植物
この眺めは人によって、さまざまな気持ちで見られることがあるでしょう。
自分は長く果托(カタク)を撮り続けてます。 ハス花の中心には独特の構造の(花托)が見えます。花が終わり、花弁を落とすと、(果托)
となり、中の窓にはハス種が残ります。
数万のハス花を咲かせる、不忍池はすべてが果托にはなりません。成長が出来ない果托もあります。多くは水中に没して、泥土の中で
腐り、その年のハスに栄養を与えます。 輪廻です。 没しない果托は水を流す、排水講の近くに集まります。この写真です。








排水講は何箇所もありその周りには数千の果托が流れついてます。

   

ハス花の美しさは泥土の不浄な中から生まれる、お釈迦様の誕生地に咲いてた教えの花。 





 

花の美しさ、果宅の不思議な形と色、まさに対照的な感じがします。 果托はいずれは公園管理者によって毎年処分をされます。


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2 コメント

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mikioさん、こんばんは (hisuinet)
2018-04-22 01:33:51
うれしいな~
私と同じ気持ちの人がいた。
私も花托を撮ります。蓮の花も撮りますが
どちらというと、花托の方に興味があります。
輪廻か・・・そうですよね。
どんな花でも花後に惹かれます。
時々すごくアートを感じます。
mikioさんのお写真はいつもきれいですね。
これからも拝見させていただきます。

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おはようございます (mikio)
2018-04-22 05:53:37
春夏秋冬の流れをいつも撮り続けることを、長年取り組んできました。 生きてる姿や、朽ち果てる姿、感銘を受けることが沢山ありますね。  hisuinetさんもきっと同じ、考えでしょう。  果托のこの姿は、見たことのない光景、多くを知ってもらうために、載せてみました。 お褒めの言葉を頂、とてもうれしいです。 訪問有難うございます。
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