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春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

東日本大震災 9年目

2020-03-11 | 日記

2011年3月11日。 9年前に起こった東日本大震災は復興は道半ば、思えば当時

私ども建設会社は、震災後に仙台郊外の工場の復興に力を注いできました。

当時の仙台市内は道路が波打ち、建物は損壊して、組み立て工場の被害を見て

私どもはどの様にこれから復興をしたらよいか、正直分かりませんでしたが、

一つ一つを丁寧に出来るだけ進めてゆきました。 荷物をトラックで運ぶのに

幹線道路は使えず、道を乗り継ぎ、仙台まで長い時間をかけて、基本だけを

修理する過程を済ませた経緯がありました。  仙台は私の連れ添いの故郷。

何回となく訪れた町でした。   一番の思い出が仙台郊外の荒浜海岸、

松林が続く海辺の美しさ、海水浴も出来ましたが2011年11月に訪れた荒浜海岸は

元の姿は無く、松林も海岸近くの給油所も何もありませんでした。黙祷が前の建築

会社で行われ参加してきました。 懐かしい仲間との再会もありました。

 

 

 

 

当時この場所を案内してくれた地元の人の

話を聞いて、10mの津波が押し寄せて

後ろの東道路の斜面まで押し寄せたと聞きました。

松林も風光明媚な景観も根こそぎ無くなり、津波で破壊

されたと聞いてます。その後、海岸近くに

東日本大震災慰霊之塔が出来上がり

何度か来て手を合わせたのを覚えてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この若林地区には荒浜小学校が有り2011年の震災と大津波によって、大きく

損傷して、校舎は暫く残されてました。 いずれは取り壊しの工事が始まると

聞いてましたが、2017年に震災遺構として残され、今は校舎の中を見られ

語り部の方々が説明をしてくれてます。 申し訳ありません、当時の写真が見当たりませんです。

2011年から新幹線の側面は東北の応援ステッカーが貼られ、一丸となって

東北を応援いたしました。 私ども新幹線で出向を繰り返してた過去を

思い出します。 今は道は違いますが、今でも仙台には年に何回かは帰ります。

忘れないことが大切であるといつも思ってます。 がんばれ東北

 

 

 

 

 

 

 

 


スタジイの巨樹 東京大空襲爪痕

2020-03-10 | 巨樹

朝から雨降りの中、午前中に、都内に花物を配達。帰宅途中に上野から、本郷通りを

抜けて、駒込方面から王子、そして荒川大橋にて安行方面と向かう予定で

したがラジオから1945年3月10日、都内下町、上野、谷中、駒込方面、

いわゆる下町への下町大空襲が行われたのが3.10  75年前と聞こえてきました。

夜間空襲で多くの方が亡くなられた言われてます。 運転しながら75年の過去

と聞き流してました。 もう都会ではそんな空襲なんて忘れさられてる

そんな気持ちでした。 ところが急に本郷通りを車で走っていたところ、本郷通りの

道沿いに、栄松院が近づくに、スダジイの巨樹が頭に過りました。 1年3か月ぶりに

栄松院、お寺様の駐車場に入ってしまいました。 何故か写真を載せてます。

 

 

 

 

 

 

上の3枚の写真は、75年前の大空襲の焼夷弾や爆弾の爪痕が残り、炭のように

炭化してます。 初めて見たときの衝撃的な姿に我を忘れた過去を思い出しました。

当時は竹の囲いなどなく、目の前で見ることが出来ました。 さらにやっては

いけないこと、今でも忘れません中央穴の位置の左際、炭化した場所に手を添えました。 

急に電気が走ったのを覚えてます。 慌てて後ろにヨロケタノを覚えてます。 ビックリした過去が

有ります。 手には真っ黒な炭が付いたのを忘れもしません。巨樹がさわるな

と声をかけたのでしょうか? 今では竹の囲いが出来て、立ち入り禁止です。

 

真横から見た巨樹の姿ですが前面は炭化して幹が

枯れて、去年切り倒されてますが後者は、生きて

緑濃く再び生育してます。

 

 

 

 

生きてた時の姿は幹回り9.2m

樹高10m 樹齢800年と言われる

スダジイの巨樹です。 

 

 

 

  

 

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

去年の1月の姿ですが竹囲いもなく

切り倒された間もない頃の切り株です。

 

 

巨樹は多くがお寺様の境内にあると言われてます。70%。

 

御神木になり地域の皆様に保護され、

大切に扱われ長く生き続けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ムクロジ実 無患子

2020-03-09 | 樹木

寒空に無患子の実が揺れてます。と言っても、まだべっ甲色の果肉で覆われて

太陽に透ける丸い塊の中に、硬い黒い実が存在いたします。

石鹸作用や、硬い実はお正月の羽根つきの、羽の頭に利用されてきました。

羽根つきなどは今や、お正月の昔の遊びになってしまいました。

 

大きなムクロジの樹木です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

    

 

                    

                     

 

ムクロジの実は数珠に使われてるのは有名です。硬い漆黒の実、お釈迦様が

付けた数珠の起源となる実です。 自分は持ってないですが、お寺様の

御住職様がお持ちの数珠を拝見して、その艶、手触り、風貌は見事な数珠でした。

東南アジアなどでは菩提樹の実をルドラークシャと呼び仏教における、シヴァ神を

はじめ多くの神が身に着ける数珠、今では本物を見ることが出来ません。

数珠に関しては若い頃、沢山の思い出があります。

 

無患子の花は夏の暑い6月頃、青実は7月、実の物語も沢山あります。

撮影は境内の一部を載せて、この社寺を判別できた人は、観察力抜群です。 

 

 

 

 

 

 

深大寺境内のムクロジ。社寺仏閣に

ムクロジの樹木が多い理由は

数珠にも関係してます

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コブシ 辛夷 

2020-03-08 | 植物、花

安行地区には大きなコブシの樹木があります。 すでに沢山の蕾を付け僅か

ですが開花してる姿を見せてくれてます。白木蓮と同じ仲間の

モクレン科のコブシは肉厚が薄く、花弁が6枚、厚く9枚が木蓮です。

鎮痛剤に使われる辛夷は、蕾を使用すると聞いてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

       

 

 

     

 

暖かな日和を期待してた休日

残念ですがお客様は花き部所は来られましたが

春本番の季節には程遠いでした。

 

 

   

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 


花桃 

2020-03-07 | 樹木

ハナモモ。観賞を目的として改良されたモモを意味す名称。

実を付けて食用にする桃と区別をするために、ハナモモとして称する。

観賞用で畑の隅に今満開と5部咲、遠くから見ると、まさに桃源郷、

桜の早咲きが終わるころに、いつも見られる光景は春爛漫。

色彩は桃色一色、白花も遠くに見えます。許可を得ましたが 中までは入れません。

畑の土が柔らかく、靴が埋まりました。泥だらけ。 畑の撮影は要注意です。

 

 

 

 

 

 

          

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の撮影、今日は寒い1日でした。

明日は雨、天候が安定しません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


豪華絢爛 白木蓮

2020-03-06 | 樹木

安行地区の花のお寺様興禅院の境内、山門横の川口市の保存樹木の天然記念物に指定されてる、

白木蓮が満開を迎えてます。去年は不作の年でしたが、今年は驚くほどの花の数と色、

樹齢100年を超える古木、真っ白に上空を染め上げます。安行地区には

沢山のモクレン属が植栽されてますが、この姿を超える樹木は数少ないです。

 

 

2週間前

 

 

 

2週間前

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご住職様の家の庭にもハクモクレンの大木が有ります。

この場所は安行桜とのコラボです。

贅沢な光景でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春、恒例の花の文化展が中止になりましたが、

安行の春を彩る花、樹木の美しさを見て頂く

ポスターが市内に張り出されました。

秋の安行地区の紅葉、そして春爛漫の光景は

これからが最大のイベントです。

お客様がお見えになり、天候に恵まれて久しぶりの

賑わいでした。 有難うございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


オカメ桜 修善寺桜 桜満開

2020-03-05 | 樹木

今日は午後から強風です。早咲きの安行桜は桜吹雪、散り際の良さが

春の樹木の運命か? 安行には名前の付く桜を植栽してる業者さんもいます。

風がまだ強風にならないときに立ち寄り見学。 

おかめ桜、見ての通り淡い緋色の桜の一重咲き、花が下向きに咲くのが

おかめ桜の特徴で2月の下旬ごろから、ぽちぽち咲いてるのを知ってました。本数が

少ないので目立ちませんが、自分はこの桜がとても気に入ってます。おかめ桜が

咲くと一気に風景が変わります。ピンク色の花色、春に相応しい桜。

寒緋桜に似てます。そうです寒緋と豆桜の交雑種です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

            

 

地域の名が付く、修善寺寒桜も

開花してます。見た目は花が大きく

自分には花色も濃く見えます。

親方曰く大島桜と寒緋桜の交雑種。

伊豆修善寺のお寺様の境内に原木が

有ると言われてます。去年出かけましたが

見落としました。

 

 

 

 

 

 

 

5時過ぎてきましたが強風は止んできました。

明日は天候が良く、気温も上がる

と言われてます。

 

 

 

 

                 

                  

 

 


花満開 各種

2020-03-04 | 植物、花

この数週間で撮影をしてたのを載せてます。 梅などはすでに散り始め、艶やかさは

失われてきましたが、最盛期の枝垂れ物は最後ですので、載せさせてください。

紅白の枝垂れ物、現時点では散り際の良さで、艶やかさは無くなりました。

でも頭の中では忘れることの出来ない、春爛漫の季節の思い出。 安行地区造園業者。梅花園

 

 

 

 

  

 

奥の枝垂れ梅、高さもあり豪快に咲く様子は、枝垂れの安行の一番。本日車を停め、雨の中通り道からの

眺めは美しさは終わりを告げてました。 散り際の良さは見るのもに、何かを訴えます。

撮影はしませんでした。 いつまでも綺麗なままで終わってほしい願いを込めました。

 

 

 

   

 

枝垂れ白梅

 

 

 

 

  

 

銀葉アカシアの樹木を彩る姿、

通り道で初めて見る2本目の銀葉アカシアの

姿に我を忘れる。この美しさは撮影では

表すことが出来ません。

 

 

 

 

 

   

 

最後に咲き分けのボケを載せて見ます。これも安行の通り道。

 

 

 

 

 

 

朝から強烈に雨が降り続いてます。

昨日の悪戦苦闘が物語る栃木の植栽。久しぶりに疲れました。

日報を早朝に書き込み、時間待ちにブログも載せました。

運良く昨日が雨でなかったことが幸運でした。

お昼休みです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


開花中 サボテン

2020-03-03 | サボテン

只今、開花中、昨日は雨で気温も上がらず、蕾を閉じてた早春の開花の

サボテンたちは、一斉に朝から開花中です。 (マミラリア属、白翁玉、

玉翁、)(ツルビニカルプス属、バラ丸。) (マミラリア属、希望丸)

 

 

 

 

 

 

陵間から綿毛を吹き出して小さな花を

咲かせるタマオキナは春の女神と言われて

マミラリア属を代表する早春のサボテンです。

この花を見てサボテン栽培に入った趣味家が

多くいます。これから王冠咲になります。

 

 

 

 

ツルビニ属の代表種はバラ丸、成長が極めて遅く

花は代表的な群生咲。白花、ピンク花、斑と

多数の色彩が見られます。咲き始めの株。

 

 

 

 

   

 

 

屋外のマミラリア属の希望丸が多頭の先から蕾や花を咲かせてます。

 

 

 

 

本日栃木までの出向、遅くなるので早朝の撮影でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


寒緋桜 椿寒桜 満開

2020-03-02 | 植物、花

2~3日の安行地区の満開の桜を載せてます。 今日は冷え込んでますが

すでに多くの桜は満開模様です。 濃いピンクの花で遠くから見てもすぐに

判別出来ます。今の時期に咲く寒緋桜、最も早い花見を沖縄などでかつて見てきました。

かつて出張の際、台湾のカラフルな建物に咲く寒緋桜は、とても目立ち美しい光景でした。

 

 

 

 

 

 

 

    

                  

                 

 

 

 

 

 

 

椿寒桜は今、埼玉振興センター内で満開。

ボンボリの様な固まり咲きで園芸品種の桜で

寒桜×カラミサクラの雑種の桜。

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

あすは天候回復と言われてますが。 帰宅準備です。