5,新たな立憲民主党と
国民民主党のあゆみより
(1)それまでの経過
希望の党から排除され、
直ぐその後の選挙で野党第一党になった。
ところで希望の党はマスコミの意に反して、
予想外の敗北を喫したが
何故、
党の体を為していなかった立憲民主党に敗北したのか?
それは、
1,執行部が末端の組織の意向を無視して
希望の党の小池百合子氏が意のままに、
吸収合併に駒をすすめたこと。
2、当時の民進党が国民やサポーターから遊離していたこと。
それは、野田代表時代に公約なしの強引な消費増税の3党合意
(民進党・自民党・公明党)があった。
また、前原代表時代に安保関連諸法に関して、
選挙直前に、小池百合子氏と前原氏との間に密約があり、
反対する議員達に対して、
それを踏み絵にしたことなどに見られる。
その後、民進党時代の反省から
① 枝野立憲民主党代表は「ボトムアップ」政治を宣言した。
希望の党が予想以上に敗北したこと、
また小池百合子氏が
その後の希望の党の党首就任を拒否したこと等で、
民進党時代の議員に動揺が出た。
それを見た枝野氏から、密かに打診もあったのだろう。
個人で入党を希望する議員は承認すると表明。
三々五々入党者が出てきた。
② 途中で希望の党は分裂し、
元の民進党議員達と希望の党の人達の間に分裂劇が始まった。
元の民進党議員達は「国民民主党」を結成し希望の党からでた。
③ ここでは希望の党時代に、国民民主党(元民進党時代の議員)から
立憲民主党へ移る希望者が多数出始めた。
④ 途中国民民主党に対して吸収合併の話も持ちかけられた。
しかし、これは途中で挫折した。
その間、野党共闘を強調する小沢グループが国民民主党に合流した。