今、
日本で求められているのは
集団的自衛権ではなく
なにより「専守防衛」です。
それは
もし正しく教育され、正しく理解されているなら
自衛隊諸君が一番よく知っているはずです。
自衛隊は
親兄弟、孫・子そして国を守るためにこそ
命を懸けることを
いとわない人々が結集した武装集団だからです。
それは
命を懸けてわが同胞・民族を守ることと同じくらい
他民族国家の中にも
自分たちの民族、国家を守るために
命を懸ける人々が存在することを
第9条のもとに認めているということです。
同じ人間として、
よこしまな気持ち、考えがない限り
よほど想像力に欠けていない限り
想像可能なことです。
国家間の共生・協調は
お互いの民族・宗教・国家の
文化・歴史や尊厳を認めることと切り離して
偏狭な民族排外主義の下では成り立ちません。
偏狭な民族主義・国家主義は
もはや現代では成り立たない極少数派です。
このような野蛮な少数派は自らの欲望のためには
手段を択ばないギャングや暴力団のようなものです。
このような極少数派は
現代では国内では警察力で十分対処できます。
とにかく、
自国民の命の尊さ・国家の尊厳を
よく理解した武装組織は
他国の国民や国家の尊厳をも
何よりもよく理解している筈なのです。
そのような集団が
何故に他国にまでのこのこ出かけて行って
(他国の領地を超えることは侵略)
命を懸けて戦えるのでしょうか?
他国の軍隊は
”専守防衛”の軍隊なみに死にもの狂いで
戦いを挑んでくるでしょう。
実際イラク戦争のときは
威嚇のために空砲を
自衛隊の野営地に威嚇のために
打ち込んできました。
今後は
それくらいでは済まなくなるかもしれません。