リーマンショック以来
小康状態を保っていましたが、
再び世界の経済動向は嵐が吹き荒れる可能性を
多分に孕んだ状態にあると云えます。
というのは世界同時株安、
アメリカ国債の格下げ、
EUの金融不安の激震など
金融不安の事案を上げればきりがありません。
根本的には一部に金余り状態が極端に進み、
投資先に限界が来ている結果ということは
否定しがたいでしょう。
そのため、先物買いもガソリン、コーン、金など
広範囲に広がっています。
これらもこれ以上は買占めが無理というところまで
拡大してきています。
原因は簡単です。
世界の金融過当競争は極限にまで進行し、
株や、ドルの暴落は目を覆うばかりです。
また、対極にある
世界中の人々の消費が、賃金などの分配が
最低水準に引き下げられ、日本などは消費力はじり貧が
続いて、デフレスパイラルは引き続き進行しているようです。
さらに、
政府の消費税などの重税政策によって
人々の消費生活にとっては足かせ手かせになり
重くのしかかっていることは否定しようがないいところです。