心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

専守防衛権と集団的自衛権は相交わらない!

2015-05-27 11:56:21 | 政治経済

 

国会の集団自衛権の議論の中で

「サマワ」の例が出されていたが、

その中で

自衛官の命の尊さが

議論になっていた。

 

民主党質問者によって

”首相は

自衛官の命を何とも思わないのか?

家族に対しても、国会質問者に対してと同じように

「それは木を見て森を見ない議論だ」といえますか”。

と追及されていた”が、

 

それにたいして

これは海外派兵の例での質問であるにもかかわらず、

 国内の例を挙げて

自衛官の命に対してと同様に

「私は浅間山の噴火の時も自衛官に対して

国民全体の命と安全に対して責任をもっている」。

 

「だから、

そのことに、

最大限自衛官に対しても

その命と生命を守る責任を負っているにもかかわらず、

自衛官の方々に、

その生命を救う活動をお願いしている」と

まるで当然の事のようにのべられていた。

 

しかしこれは、

憲法上の

他国の領空・領海をこえる侵略や

海外派兵を認めていないにもかかわらず

海外派兵せざるを得ない集団的自衛権

の是非を論議しているのであって、

 

民主党の代表質問者に対して

「論議のすり替え」を主張しているといわざるを得ない。

 

専守防衛を

「任務としている自衛官」に海外へ行ってまで

同じように「命を懸けて」任務を全うせよとは

憲法9条違反であり越権行為といえる。

 http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/5ebaab136c77d1b0f3d5a1ceee584c8f?fm=entry_related

日本の国民の命や

日本の領地・領海が

イラク領にある「サマワ」の

どこにあるというのだろうか?たとえが間違っている。

詭弁であり、議論のすり替えをおこなっている。

 

民主党は「集団自衛権を暗に認めている」から

そういう議論に徹底した追及ができないのだ。

「木を見て森をみない議論」などと反論される隙が

出てくることを理解すべきだろう。

 

元々アメリカはイラクに対して

先制攻撃をしたし、

大量破壊兵器を持っていると嘘の報道をして

戰爭を仕掛けた。

日本も「サマワ」は

非戦闘地域という弁明のもとに派遣された。

しかし、実際は極めて危険地域であった。

 

憲法9条上認められない違反地域であったのだ。

 

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