北方領土問題を考える上で
その要点は何か？
単純に返してくれ！では帰って来ないだろう！
今日の政治情勢の中で問題になることは
一つは米ロの政治関係である。
世界で米欧はイラク・シリア・ウクライナ問題など
軍事問題でロシアと対立している。
日本は日米同盟で結束している。
この点では
ロシアは断固として
返還後の北方領土に対して
日米同盟の効力が及ばないことを
求めてくるのは自明のことだろう！
一番可能な対案としては
「経済協力」だろう。
それも大規模な経済協力だ。
構想としては
広大な不毛地帯である
シベリア・樺太地方の
エネルギー開発、
インフラを含んだ経済開発を通じて
広大な地域を開発協力する計画を提供することだろう！
実施できれば、
ちっぽけな国後択捉・歯舞色丹の４島などとは
比較にならないほどの
広大な領土を獲得するにふさわしい結果を
ロシアに提供することになるだろう。
ただ単に丸ごと提供するだけでは
食い逃げされるだけだろう。
長期構想で３段階ぐらい分け
例えば
今の段階、中間段階、日ロ修好平和条約段階というように。
４島返還へ至る内容の違いに応じて経済開発協力の規模を
変えることなどだ。
