生まれてから関東を出たことがない私。
10年前から震災の日が1日増えました。
1923年9月1日の関東大震災と2011年3月11日の東日本大震災です。
10年前の今日3月11日午後2時46分
生まれて始めての大地震を体験しました。
その日の午前中、生まれてまだ3か月だった娘をベビーカーに乗せて近所のドラッグストアへお買い物に行きました。
まだミルクとオムツはあったけど、何気なく買って帰りました。
これがよかった。地震後はミルクやオムツが売り切れ続出。
娘は決まったメーカーのミルクしか飲まなかったので、買い物のついでに買ってよかったです。
オムツもいつもなくなる寸前に買っていたけど、その日はいつもより安かったのでついで買いしました。これがよかった。
お昼頃に両親が遊びに来て一緒にご飯を食べたり娘を抱っこしてり、写真を撮ったり。
私は、親が娘を寝かしつけている間に晩ごはんの用意を始めたり。
いつもと変わらない午後でした。
そんな時に緊急地震速報が鳴った直後に大きな揺れ。
急いで玄関を開けて地震が収まるまでいました。
娘はばぁばに抱っこされたままグッスリ。
この時、マンションに住んでいたんですが、お隣の方も出て来てお互いに「大丈夫?」と何が起こったのか把握できないと言うか…
あまりにも激しい揺れだったので、言葉が出なかったというか…ただただビックリと怖さがあったように思います。
リビングに戻ると食器棚を始め引き出しが全て出ていました。
幸いにも棚は全て突っ張り棒を付けていたので、倒れることはありませんでした。
たった2本の突っ張り棒なのに大きな棚が倒れることなく、また中の食器も飛び出すこともありませんでした。
その時程備えの大切さを感じたことはありませんでした。
そしてテレビを付けると映画かと思うような光景が!
私が住んでいる所の震度は5弱。
これは今まで体験したことがない震度。
ニュースを見ているとどんどん変わっていくマグニチュード。
そんな地震から10年。
赤ちゃんだった娘は小学4年生で10歳。
今だにその時の余震や東北沖での地震が起こってます。
娘が「10年も経っているのに余震なの?」と聞いてきました。
(図鑑を見ると)地球の年齢は約46億歳。人間の年月では10年でも地球の年齢から見ると10年ってたったの数秒。もしかしたらそれよりも短いと思うよ、と答えてます。
地球も生きているんだよ~
だから娘に言っているのは
今できること。
地震に備えること。
今回の教訓を忘れないこと。
自然には勝てないこと。
そして何より
地球と共に生きていること。
それを忘れてはいけないよ。
今日をきっかけに娘には色々考え、感じ取って欲しいです。