「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」は7日、東京・新宿駅西口で新春街頭大宣伝を行い、日本共産党、民進党、自由党、社民党の野党4党の代表がそろって訴えました。野党と市民の共闘をさらに広げ、解散・総選挙で安倍政権を退陣に追い込もうと呼びかけると、2500人(主催者発表)の聴衆から拍手が湧きおこりました。(志位委員長スピーチ)
(写真)声援に応える(左から)山口、青 . . . 本文を読む
安倍晋三首相(自民党総裁)は5日、同党本部で開かれた仕事始めの会合で、今年が憲法施行70年の節目になることに触れ、「新しい時代にふさわしい憲法はどんな憲法か。今年はいよいよ議論を深め、だんだん姿形をあらわしていく、形づくっていく年にしていきたい」と述べ、明文改憲の具体化に意欲を示しました。
4日の年頭会見でも安倍首相は憲法施行70年にふれ、「戦後の、その先の時代を切り開く、次なる70年を見据 . . . 本文を読む
新潟県の米山隆一知事は5日、就任後初めて東京電力の数土(すど)文夫会長、広瀬直己社長と会談しました。米山知事は、知事選で公約した通り、柏崎刈羽(かしわざきかりわ)原発再稼働について改めて、認められないと力説しました。
米山知事は、福島原発事故の原因、健康や生活への影響、安全な避難方法の三つについて徹底検証が終わるまで、「県民の命と暮らしを守ることが最優先の責務である知事として、再稼働の議論は . . . 本文を読む
防衛省は5日、米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイによる墜落事故(昨年12月)を受けて停止していた同機の空中給油を6日から再開すると発表しました。在日米軍は、オスプレイの事故からわずか6日で飛行訓練を再開し、沖縄県民の怒りを買っていました。今回、事故原因も特定しないまま、事故に直結したとされる訓練を再開することで、沖縄県民の怒りと全国からの抗議はさらに強まることが必至です。
稲田朋美防衛 . . . 本文を読む
沖縄県の翁長雄志知事は4日、県庁で職員に向けた年頭あいさつを行い、名護市辺野古の米軍新基地建設について、「辺野古に新基地を造らせないことを県政の柱とし、県の有するあらゆる手法を用いて取り組む」と述べ、新基地建設阻止の決意を示しました。
翁長知事は、垂直離着陸機オスプレイの墜落事故、高江のオスプレイパッド建設強行、元海兵隊員による女性暴行殺人事件など昨年の米軍基地問題を振り返り、「県民の安全安 . . . 本文を読む
米ニューヨーク州のクオモ知事(民主党)は3日、同州に住む中・低所得の世帯に対して州内の公立大学の授業料を無料にする計画を発表しました。発表の場には、昨年の大統領選で公立大学の授業料無償化を公約したバーニー・サンダース上院議員が同席し、同計画を「画期的だ」とたたえました。
計画は州議会の承認が必要で、今年秋の開始を目指すとしています。無料化するのは、公立2年制大学(コミュニティー・カレッジ)や . . . 本文を読む
東南アジア諸国連合(ASEAN)は今年、1967年の結成から50年がたちました。紛争や諸国間対立の激化を防ぎ、平和と安定に貢献する共同体として発展し、現在では東南アジア10カ国すべてが加盟しています。今年のASEAN議長国を務めるフィリピンのペルフェクト・ヤサイ外相に抱負と展望を聞きました
(写真)フィリピンのヤサイ外相(松本眞志撮影)
―議長国として今 . . . 本文を読む
ダイヤ「しんどい」「重圧」 自動停止つけておけば…
2005年4月のJR福知山線脱線事故で、聞き取り調査に応じたJR西日本の運転士の証言を記録した手書きノートの内容が2日までに、情報公開によって明らかになりました。証言では、事故が起きた急カーブ直前まで高速での走行をせざるをえない余裕のないダイヤへの不満が語られていました
(写真)急な右カーブになっている事故 . . . 本文を読む
福島第1原発事故を引き起こした東京電力が、長期・短期の借り入れをするメガバンク(巨大銀行)などに2011年3月から16年6月までに累計1993億円もの利息を支払っていたことが2日までに、日本共産党の塩川鉄也衆院議員と赤旗紙の調べでわかりました。政府が、損害賠償・廃炉・除染など21・5兆円に膨らむ原発事故費用を電気料金値上げや税金投入で国民に押しつけようとするなか、メガバンクなどの貸し手責任が厳 . . . 本文を読む
年末年始にかけて、ホームレスの人たちへの生活支援に取り組む行動「ふとんで年越しプロジェクト」が31日、東京・豊島区内で行われました。同プロジェクトは、今年で4年目になります。呼びかけ人は、NPO法人「自立生活サポートセンターもやい」の大西連理事長。
公的な社会保障制度の支援を受けようとしても、年末年始の時期には、担当する行政機関の窓口が閉まります。そうした時期に、都内各地の民間団体や個人に呼 . . . 本文を読む