負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

雑事で恐縮です

2011-07-11 19:06:24 | 原発震災避難者


高校野球大会の応援が聞こえてきます



雑事ですが ・・・


三条市のみなさんへ

避難してから4ヶ月 ・・・

毎朝(5時30分~6時30分 総合福祉センター) 

休むことなく続けておりました気功を

三条市役所 総務部 政策推進課のおすすめで

野外でもやることになりました。


「 市民朝市 ・・・ 野外気功 」です。

場所は 機械スタジアム脇の広場

毎日曜日 7:00~8:00 ・・・ です。

どうぞ どうぞ 三条市のみなさん 気楽にご参加くださいな。

緑の中で ・・・ 気功をご一緒しましょう。



もう一件です。


福島県在住の皆さんへ

明日(12日)の朝 7:00~9:30

ラジオ福島 「 朝から全開 」に登場(?)する予定です。

新潟県三条市からの 

私の出番(?)は7:11~ とか聞いております ・・・

お聴きいただければ 幸いです。


むかし 「かっとびワイド」でお世話になっておりました。

・・・ 久々のラジオです。







避難生活 4ヶ月 ・・・ 理不尽極まりないハナシ 

2011-07-11 00:58:48 | 原発震災避難者



本日で 原発事故による避難生活も ・・・ 4ヶ月です。


国が安全だと誘致し

東電と「御用学者」が勝手につくった想定による甘い耐震技術で引き起こした事故で

なぜ われわれ周辺住民が家を追われ

こうして 遠い土地で不便な生活をしなくてはいけないのでしょうか。


われわれ住民が 自分たちで危険を想定し

それが甘かったというわけでもありません。

ましてや この原発でつくられている電気は

東北電力管内であるわれわれの生活には 全く関係ありません。


交付金があるじゃないか ・・・ と言いますが

それは 一部の自治体に限ったハナシです。


東京電力という一企業のミスを

世話にもなっていない 多くのわれわれ近隣住民が

「被ばく」 「避難生活」 というかたちで尻拭いするというのは

なんとも理不尽極まりないハナシ ・・・ ではありませんか。








年間被ばく線量 ・・・ 心配です

2011-07-10 16:03:39 | 原発震災避難者



  年間被ばく線量 (平常時 一年間に浴びても問題ない放射線量) = 1ミリシーベルト。
「国際放射線防護委員会」(ICRP)と国内の法律に定められたものです。

ところが 今回の福島原発事故が起きると ・・・ 政府は この基準を「20ミリシーベル」に引き上げました。
  年間被ばく線量 (緊急時 一年間に浴びても問題ない放射線量) = 20ミリシーベルト。

引き上げたのは なぜか ・・・ それは ICRPが「緊急事故後の復旧時は1~20ミリシーベルトでもよい」といっていることを受け、原発事故の復旧が長期化しているので 健康に影響が及ばない範囲で、基準を緩めようと ・・・ 政府は判断したのです。

 しかし、これはオカシナ話です。
緊急事故だからといって、われわれの放射線に対する防衛能力が上がることなどあるでしょうかね。
1ミリシーベルトを20ミリシーベルトに引き上げるということは、われわれ住民たちの命を危険にさらす確率を拡大させることですよネ~。


 さて、政府や自治体が発表している放射線量とは 汚染された塵がフワフワと飛んでいる「空間線量」です。塵が落ちれば、落ちた先が高くなるのは理屈通りです。

 被ばく放射線量 = 外部被ばく + 内部被ばく ・・・ なのですが

 政府や(御用)学者がいっている「1年間に100ミリシーベルト浴びても 問題ない」 ・・・ というのは すべて「外部被ばく」のこと ・・・ です。
 つまり 身体の表面に放射能汚染物質がついたり、大気中を漂う放射能汚染物質が発する放射線に晒された被ばくのことで、これはそれほど深刻ではなく、花粉や黄砂と同じなので布で拭いたり、シャワーを浴びたり、お風呂に入れば除去できるものなのです。

 実は それより問題なのは「内部被ばく」 ・・・ 放射能汚染物質が呼吸や食物によって身体に入ることです。
 ICRPは 「放射線量」を計算するときには、外部被ばくだけではなく「外部放射線+内部に取り込んだもの」の合計で出すように勧告しています。
 しかし、政府や東電は このような勧告は一切考慮していません。
政府に「われわれ周辺住民を被ばくから守る」という意識がないためではないでしょうか。


 例えば、先日の私の一時帰宅で記録された放射線量(1時間)=1マイクロシーベルトを使ってみます。
すると、政府は 次のような計算をするはずです。つまり
  年間被ばく線量 : 1マイクロシーベルト(1時間) × 24(1日) × 365(1年) 
    = 8760マイクロシーベルト = 約 8.8ミリシーベルト
「年間20ミリシーベルト」を掲げる政府からすれば ・・・ 「人体にはまだ影響がない」ということになります。

 しかし しかし です ・・・
放射能汚染というのは その場所を等しく汚染します
大気中の放射線量があるということは、大気中に漂う花粉や黄砂のような放射能汚染物質もほぼ同じ線量があるということなので、これが呼吸を介して身体の中に入ります。
そして、その地域にある土壌が汚れ、水が汚れ、野菜が汚れます。
 つまり、この地域で1時間過ごした放射線量というのは
  (大気) 1マイクロシーベルト +
  (空気中の汚染物質が呼吸で体内に入る) 1マイクロシーベルト +
  (食品や水を介して身体に入る) 1マイクロシーベルト
    = 3マイクロシーベルト ・・・ 「3倍」です。

これで年間被ばく線量を計算すると
  年間被ばく線量 : 3マイクロシーベルト(1時間) × 24(1日) × 365(1年) 
    = 26280マイクロシーベルト = 約 26ミリシーベルト


 アレレ~ ・・・ 
政府が引き上げた「年間被ばく線量」すらも ゆうに超えてしまうのですが ・・・ 。


もしかすると ・・・ 避難対象である半径20km圏外にお住まいの方たちの中ですら、

年間被ばく線量が20ミリシーベルトに近づいている方もおられるのでは ・・・ と心配です。







人と牛 ・・・ 緊急時避難準備区域

2011-07-10 08:08:03 | 原発震災避難者



福島県、食肉の全頭分検査を検討 福島県、出荷自粛を要請

福島県南相馬市の肉用牛から放射性セシウムが検出された問題で、県は9日、県内施設で処理した牛全頭分の食肉を検査する検討を始めた。他県で処理した食肉も、農林水産省と厚生労働省と協議した上で、出荷先の自治体に検査協力を求めるとみられる。県は同日、肉用牛の出荷を南相馬市全域で自粛するよう市に要請した。
 問題の牛の出荷元は、南相馬市の緊急時避難準備区域にある農場。東京都はこの日、都の芝浦と場で食肉処理した11頭すべてをモニタリング検査した結果、暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)の3~6倍、最大で3200ベクレルのセシウムを検出したと発表した。(山陽新聞)


ほんの素朴な疑問ですが ・・・
 
南相馬市の緊急避難準備区域に生活する人々と肉用牛との

大きな違いはどこにあるのでしょうか。








一時帰宅(一時立入り)を終えて ・・・ 素朴な疑問 その二

2011-07-08 15:48:38 | 原発震災避難者

2.簡易な線量計とトランシーバーが渡され いよいよ警戒区域内に入ります。
(イ) 専用バスに同乗する引率者 放射能管理者 そして 運転手までが
何故か ・・・ 説明とは裏腹に バッチリと防護服で完全防備です。
これが「汚染の実態をみるポイントだ」 ・・・ ということくらいの知恵は 我々にもありますよ。



3.警戒区域内の各住居に向かい そこから自宅へ徒歩で向かいます。
何故か ・・・ 各住居に到着するたび放射能管理者は 一人車を降りて しっかりと線量計で測定、記録してから 降車の許可が出ます。極めて厳重・慎重です。
車内で青い靴カバーと手袋を二重にかけ 我が家に入る準備です ・・・ 。















4.自宅での作業を終え ・・・ 乗車するときも 極めて厳重・慎重に線量計で測定 記録し、所定の安全確保の措置終えて、やっと乗車です。

5.中継基地 (馬事公苑)に戻ると ・・・


 
(イ) まさに 流れ作業で厳密な測定がなされ 防護服・帽子を脱ぐのさえ 係員が行います。
持ち帰った袋の中身も(我が家の場合)バラバラにして点検されました。
しかし 何故か ・・・ 記録がとられていないのです。
(ロ) 最後に 一枚の紙が渡されました。

平成23年6月28日
原子力災害現地対策本部
お知らせ


今回の一時立入りにより、あなたが受けた放射線量は、
( 1 )マイクロシーベルトだったことをお知らせします。  *数値は手書き
また、スクリーニングの結果は問題ありませんでした。
大切な個人情報ですので、各自お持ち帰りください。
ご参考として、日常生活で受ける放射線量を裏面に掲載していますのでご覧ください。
線量計番号 ○○

そこには 何故か ・・・ 私の氏名も 管理番号すら記載されていません。
何故か 何故か ・・・ そこに記載されていた数値は 胸につけていた簡易線量計の値です。
あれだけしっかりとした測定器で しっかりと測定したのに ・・・ です。
妻の数値も( 1 )マイクロシーベルトでした。
裏面の放射線被ばくの早見図は し意的なものであり、一言ありますが ・・・ ここではふれません。

ただ、「ご父兄の方が心配されるので 安心・安全のため全校生に 線量計(簡易の簡易)を配ります」とよく聞きますが ・・・ 安全・安心=気休め という程度のことではありませんか?


まずは セレモニーとしての一時帰宅(一時立入り)は 無事(?)終了致しました。






三条市の空気は 今日もきれいです。







一時帰宅(一時立入り)を終えて ・・・ 素朴な疑問 その一

2011-07-07 07:47:14 | 原発震災避難者


6月28日(火) 福島第一原発から20km圏内に設定された警戒区域に係る一時立入りがありました。

行程のあらましは 次の通りでした。

04:30 三条市 集合場所 (総合運動公園)
↓ 
バス

1.南相馬市 中継基地(馬事公苑)で準備・説明 
・・・ 一時立入りは 準備を含めて5時間程度

2.専用バス (引率者 放射線管理者同乗)

3.居住地区 自宅 (約2時間)立入り

4.専用バス (引率者 放射線管理者同乗)

5.南相馬市 中継基地(馬事公苑)
・・・ スクリーニング・除染

バス

(21:30) 三条市 解散場所 (総合運動公園)





三条市から南相馬市へ 途中の飯舘村は静かです








1.中継基地で準備・説明

自治体からは 「特に本日は『警戒区域』への立入りであり ・・・ 」 としながら

(イ)  原子力災害対策本部からは
「・・・ 熱中症予防のため、長袖 長ズボンを着用してされている方については、防護服を着用いただく必要はないものとします ・・・ 」
と 何故か ・・・ 何度も強調します。

(ロ) 厚生労働省医療班の医師とおぼしき人から 健康に関わる説明がありましたが
何故か ・・・ その人ひとりだけ 場違いとも思える半袖シャツ姿。
背には「厚生労働省医療班」と大きく明示してあります。



(ハ) 東京電力が 防護服着用の実演指導
何故か ・・・ モデルは防護服を着用せず 足元だけです。

(ニ) 県警からは 「盗難被害があったら 盗難届を提出して下さい」 
何故か ・・・ ただ それだけです。
盗難防止の施策を こうしているとの話しは全くありません。
訊けば ・・・ 「警戒区域」のため入れない とお答えになるのでしょうね。
はてさて 「警戒区域」の警戒とは 放射能のことだけでしょうか。避難している住民の財産を守る警戒も含まれていると思うのですが。
まして なんとしても「放射能は低い」とおっしゃりたい「小高区」ですゾ。
避難所にいても 荒らされた実際の情報が多々入ってまいりますのに。














酸漿(ほおずき) ・・・ 哀悼のうた

2011-07-06 20:47:51 | 原発震災避難者




七夕には 「酸漿(ほおずき)」を飾ります。


ほおずきの杯形をした小さな花は

  いかにも可憐で涼しい夏の植物です。



熱さまし 咳止め 利尿の薬として用いられていますが

古くは 堕胎のために使われていました。

七月の農繁期に子を宿して出産することが

  労働力の低下につながるためでありました。


また ほおずきは

女の子がその実を口に含んで

  キュッキュッと鳴らして遊ぶ玩具でした。


キュッキュッと鳴る音 ・・・

それは

  この世に生まれでるべくして生まれでなかった

    失われた魂に対する ・・・ 哀悼のうたでもありました。












大成功!「浜通り×さんじょう」交流イベント ・・・ その二 屋外編

2011-07-04 10:07:40 | 原発震災避難者


会場の各店は ・・・ 準備完了です。













「浜通り×さんじょう」交流イベント 当日(2日)です。

ぞくぞくと集まる人・人・人 ・・・ 大盛況です。


10時30分 ・・・ いよいよイベントのスタートです。


三条市長のごあいさつ。

いつもながら 温かく 三条市のこころが伝わります。

・・・ 嬉しくなります。


つづく 太鼓集団の勇壮な演奏は

おもわず足踏みをしたくなるほどです。

・・・ 勇気が出てきます。

(手元にカメラを持っていなかったことが悔やまれます ・・・ すみません)


とりかこむ各店から

美味しそうな香りが あたりに漂ってきます。


お客さんが 各店に列をなして待っています。


























【番外編】 三条市長 気功法を体験する ・・・ です。

市長さんは いちはやく私の「気功法体験コーナー」においでになって

・・・ とても気さくな方です。


いえいえ 私を拝んでいるわけではありません。

香功(しゃんごん)という気功をしているのでございます。


* 写真提供は ボランティアTさんです。








交流ルーム「ひばり」 は 訪れる人が絶え間なく ・・・

相馬野馬追のDVD放映に魅入る人たち ・・・


「氷水が もう売切れなんですよ~」と

担当する小高区のYさんがヒメイをあげて 大忙しです。



村長さんが 私を呼び止め

「オレも丸太切り大会に出て 一汗かいて

 すみません もうビールをご馳走になっています」

・・・ とても満足げです。


・・・ 大成功の一日でした。





この場をお借りして ・・・
 
「浜通り×さんじょう」交流イベントの成功は ・・・ ひとえに 皆様のおかげです。

★ 豊岡市のみなさま ・・・ ありがとうございました。
★ 三条市役所 総務部 政策推進課のみなさん ・・・ 一番ご苦労されたことを お世話になっているわれわれは よく知っております。
  ほんとうに ほんとうに ありがとうございました。
★ 避難者の中から三条市役所の臨時職員となり 活躍されているみなさん ・・・
  南相馬市とのパイプになり また 広報活動に専念されたことを誇りに思います。 ありがとうございました。
★ 南相馬市役所から派遣されている遠藤さん ・・・ ありがとうございました。
  ぜひ 交流イベントの成功を南相馬市の方へ伝えて下さいね。

★ 三条市のみなさま ・・・ 多数ご参加くださり ありがとうございました。
  今後とも よろしくお願い致します。

謝々 !! ・・・ 合掌










大成功!「浜通り×さんじょう」交流イベント ・・・ その一 交流ルーム『ひばり』編

2011-07-03 14:25:32 | 原発震災避難者




ドラマは その前日から始まっていました。



















「 ここで野馬追の写真が見れるとはナ~ ・・・ 」

「 この滝は どこさ(に)あったけぇ ・・・ 」

「 この磨崖仏は小高区の大悲山さ(に)あって ・・・ 」

などと 話しがはずむ。


ただ無言で 一枚一枚を食い入るようにみつめ

感慨にふける人など ・・・ 。


三条市の職員さんが 壁にかけるため

たくさんのパネルを床に並べ始めたときのことです。

聞きつけた人たちが

交流ルーム「ひばり」に集まってきて ・・・ 。


それだけで ・・・ イベントの成功を予感させるに充分でした。









天地いっぱいの何ものか ・・・ 閑話休題 そのつづき

2011-07-01 19:38:28 | 原発震災避難者




ひとびとは花を賞(め)で

花をたたえ 花ばかりをのぞむ


けれど花は 茎と葉と

それを支える地中の根と

さらには この植物体をはぐくむ

天地いっぱいの何ものかと

ともにのみある


この深さとの関係(かかわり)なしに

花が ひとり咲き出ることはない


・・・ 自分自身の人生の

花における場合も




明日(2日)は 集団避難所 ・・・ 総合福祉センターで
「浜通り×さんじょう」交流イベント があります。

昨日 今日は その準備のために
気ぜわしく過ぎました。

というわけで ・・・ 閑話休題 そのつづき となった次第。


そんな気分なのであります。