Club野風増   岐阜・本巣100夢プロジェクト!

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祭り旅 こきりこから風の盆へ!

2012-09-06 11:27:54 | 祭り旅
《祭り旅 こきりこから風の盆へ!》
なぜか心が安らぐお祭りです・・・
越中五箇山のこきりこ踊りと、八尾・おわら風の盆へ行ってきました。


(五箇山 相倉の合掌集落)
正直、白川郷荻町の合掌集落は都会の雑踏状態で魅力を感じません。辺鄙な山間にたたずむ寒村をイメージしてゆくと大いにがっかりすることになります。観光客の多さもさることながら、クルマが村中まで進入し、路肩に停めているのも興ざめさせられます。


(日本の原風景かも)
同じ世界遺産となる合掌集落でも富山県側の五箇山はまだまだ静かで好感が持てる。菅沼集落、相倉集落・・・相倉では図書(ずしょ)さんという方とお話ができました。本家の建物は500年が過ぎているとか・・・重厚な建物を維持するのは並大抵の苦労ではないなと感じました。


(上梨・こきりこ踊り)
五箇山上梨の白山神社で奉納されるこきりこ踊り・・・その歴史は800年!?・・・源平合戦「倶利伽羅峠の戦い」で敗れた平氏が隠れ住んだ!?・・・南北朝の時代に移り住んだ!?・・・いずれにしても踊りの持つ雰囲気は都の香りが漂い、きりっとした表情は公家か武家の末裔かとも。


(八尾の町)
五箇山トンネルを抜け、城端を通り過ぎる。ここもいい町・・・時間があればゆっくりしたいところでした。続いて井波へ・・・ここは欄間彫刻の町、若い後継者たちが店先で作品作りに励んでいたのが印象的でした。伝統技術は引き継がれていると。


(坂の風景)
呉羽丘陵を越え、八尾の町へ・・・富山平野の南のどん詰まり、そこに八尾の町はあります。多分、このエリアの中心地でしょう。しっとりとした町並みには歴史と品を感じます。祭りの雑踏が始まる前にゆっくりと歩くのもよいようです。


(風の盆)
おわら風の盆は9月の1日から3日まで・・・20万人以上の観光客が押し寄せるといいます。その前、8月末の10日間は、前夜祭ということで、各町内が持ち回りで風の盆を披露していただけます。多少は静かにゆっくりと踊りを見学させていただけるようです。

東北の旅 弘前ねぷたへ!

2012-08-14 06:11:59 | 祭り旅
《東北の旅 弘前ねぷたへ!》
昔、津軽氏が治めていた津軽藩(津軽国?)、その歴史ある祭りがねぷたのようです。青森市とも五所川原とも違う、扇型の行灯は城下町らしい品がありました。

今から40年前、ザ・スパイダースというバンド・・・当時でいうグループサウンズのグループがありました。ボーカルは堺正章でしたでしょうか、「エレクトリックおばあちゃん」という曲で弘前を始めて知ったように思います。ひろまえでなくてひろさきだと・・・


(先ずは大太鼓が)
五所川原と同様な大太鼓が最初にやってきました。腹にズシンズシンとくる迫力が凄い。敲く人たちもきりっとしていて格好良い・・・日本人を感じます。


(暗闇に浮かぶ山車)
弘前のねぷたは扇型・・・ある種の品を感じます。津軽藩の城下町だからでしょうか。城跡、武家屋敷・・・歴史の重みを感じました。


(美しい武者絵)
題材は三国志や水滸伝からの武者絵・・・昔は浮世絵もあったそうです。かつて棟方志功も題材にしていたようです。


(これぞ祭り)
祭りはシンプルなほうが感動するようです。お金を掛け、派手派手なイベントは表面的で感動が薄い・・・やはり歴史を経て、熟成をした祭りは重みがあります。


(勇壮の一言)
山車、太鼓奏者、踊り手、掛け声・・・その絶妙な組み合わせが魅力です。けして奇をてらったところはなく、ある意味では単調な繰り返し・・・でもそれがたまらない感動を!


(皆が格好良い!)
祭りには、見るのが楽しい祭りとやっているほうが楽しい祭りがあるようです。弘前は両者が楽しめる・・・沿道の客がはやし立てると踊り手も近づいてきて一緒に盛り上がる・・・これが祭りかと!


(弘前の夏)
春、弘前のさくらまつりは大勢の客で賑わうそうです。弘前城跡に植えられた2600本の桜が満開に・・・花の向こうには残雪に覆われた岩木山が。

次回は夏に・・・能代から五能線沿いに自転車を走らせるもの面白そうです。


東北の旅 五所川原ねぷたへ!

2012-08-12 21:37:18 | 祭り旅
《東北の旅 五所川原ねぷたへ!》
五所川原をご存知の方はかなりの東北通!?津軽平野にある地方都市です。
津軽出身の有名人といえば、太宰治、吉幾三・・・角界では、栃ノ海、旭富士、舞の海、高見盛。五所川原農林高校は名門だそうです。

青森の夏祭りといえばねぶた・・・五所川原には立ねぷたがあり、その迫力は青森市以上かと。その高さは23メートル・・・ちょっとしたビル並みの山車が街中を練り歩くさまは圧巻のひとこと・・・掛け声は「ヤッテマレ!」やって回れの意味のようでした。 歴史は400年以上、その行灯に描かれた三国志や歌舞伎の絵にも感動でした。


(とても大きな太鼓が)
青森市のねぶたほどは観光化されていないため、近くの岩木川堤防まで車移動。そこより歩いて20分ほどで会場に着きました。やがて遠くから地響きのような太鼓の音が・・・いよいよ祭りの始まりのようです。先頭は、演歌歌手の吉幾三・・・地元出身ということもあり、周りから盛んな掛け声が!


(二階建ての太鼓?)
いきなり20メートルはあろうかという山車がやってきました。一階二階は大太鼓が納まり、その上に大きな行灯が・・・その圧倒的な迫力にたまげました。


(四連、五連の太鼓も登場)
なんというのでしょうか、一メートルほどの太鼓を横に並べ、歩きながらシンプルなバチ裁きで行進をしてゆきます。これがなかなか効果的・・・静の山車と動の太鼓が絶妙なバランスです。これがこの祭りの秘訣かもです。


(高さは23メートルとか)
巨大な山車・・・高さは23メートルにも及ぶそうです。それが目の前を通り過ぎる・・・見上げると首が痛くなります。ここまでやるかって感じです。


(圧倒的な凄さ)
これぞ立佞武多・・・五所川原だけのもののようです。この迫力は映像では味わえません。やはり現地で、目の前で、その臨場感を味わったものだけが感動できるようです。


(あでやかな女性)
武者絵など、どちかといえば男性的な印象の祭りですが、やはり女性の登場には華があります。ゆかた姿で踊るしぐさは魅力的です。


(三国志から?歌舞伎から?)
行灯の絵がまた凄い・・・その迫力は見るものを圧倒します。話では、専門の絵師が付き、祭りが終わると次の年の絵描きにはいるそうです。一年がかり・・・納得の作品でもあります。


(子供たちも元気)
祭りといえば威勢が良くて、酔っ払いのオッさんがたむろすというイメージですが、五所川原のねぷたは違っていました。男女、子供から大人までが一緒になって・・・中にはベビーカーを押したり、赤ちゃんをおんぶした若奥様も!


(五所川原のねぷたは凄すぎる!)
感動は多いほどいい!・・・そんな想いで青森までやってきました。津軽の夏祭り・・・期待以上の大きな感動をいただき、また津軽という土地が好きになりました。またいつか・・・訪れてみたいです。

祭り旅 岐阜長森・手力雄神社の火祭り!

2012-04-18 20:35:27 | 祭り旅
《祭り旅 岐阜長森・手力雄神社の火祭り!》
マイブーム・・・近ごろ祭りがとても面白いです!
確実に感動がいただけるから・・・

岐阜市長森、手力雄神社の祭礼「手力火祭り」を見てきました。
五穀豊穣を願う祭りは300年の歴史が・・・
爆竹、滝花火、手筒花火・・・その迫力は半端じゃない!
毎年、四月の第二土曜・・・来年は是非ともです。


(十三基の行燈)


(行燈に着火)


(滝花火)


(神輿の乱舞)


(降り注ぐ花火)


(まさしく滝花火)


(火の粉を浴びる若衆)


(手筒花火のナイアガラ)


(フィナーレ、山焼きの花火)


祭り旅 今尾の左義長へ!

2012-02-11 21:41:44 | 祭り旅
《祭り旅 今尾の左義長へ!》
立春も過ぎ、ぼちぼち動き始めないと根が生えてしまう・・・
そんな思いで、岐阜の西南部の水郷地帯を走ってきました。現在の海津市・・・ここは輪中でも知られている海抜ゼロメートル地帯。のどかな風景に癒されます。

お千代保稲荷へ・・・お参りを済ませ、恒例のドテ&串カツを味わう。赤味噌で煮込んだホルモンはトロトロに柔らかく、独自の食感が楽しめます。

2月11日は今尾の左義長(どんど焼き)・・・岐阜県の重要無形民俗文化財に指定されているそうです。

「毎年2月11日、秋葉神社の境内で行われる正月行事の一つで“どんど焼き”とも呼ばれています。若者が周囲約7m、重さ約2tの竹みこしを担いで境内につりこみ火を放ちます。燃えさかる竹みこしの周りを若者が駆け回り、「火を崇め、火伏せを祈願する」神事は、クライマックスを迎えます。」


(元気な皆さん)
総勢10名・・・平均年齢は高いですが、走りは元気・・・後方には雪の伊吹山がそびえていました。


(水郷地帯を疾走)
大榑川・・・かつては長良川の洪水を揖斐川に流すという迂回路的な川でした。大藪の洗い堰を越えた水が大榑川を流れて降水調整をしたそうです。ここも輪中堤の一部のようでした。


(千代保稲荷のナマズ料理)
とても人気なお稲荷さん・・・おちょぼさんへ立ち寄ります。ここの参道のお店はとても人気で、老若男女で賑わっていました。お漬物の店、植木や花のお店、お値打ちな衣料の店・・・とても親しみ安いのが魅力です。

特に人気なのが川魚料理・・・珍しいナマズの姿焼きは、サイズによってお値段が違います。いつか仲間と食べて見たい。


(秋葉神社の境内へ)
再び堤防に戻り、さらに南下。浦島伝説の公園を冷やかし、左義長が開催されている今尾へ。


(今尾の左義長)
13の町内がそれぞれに竹の束を作り、秋葉神社へ運び込みます。そして火が・・・昔から続く左義長の行事は勇壮でもありました。


(化粧をした若衆)
女性用の着物をまとった若者たちが炎の周りを駆けめぐります。神事というのは不思議なところがあります。やはり非日常を楽しむものでもあるのでしょうか。


(風車のある景色)
高須の街中を抜け、大江川に沿って南下・・・水郷地帯の風景が広がってきます。ワンドというのでしょうか、数人の釣り人が・・・ヘラ鮒ねらいでしょうか。その先、オランダ風に造られた公園が・・・風車や跳ね橋がありました。

福江より長良川のサイクリングロードに沿って北上・・・この時期は北西の風が強く、向かい風に逆らっての走行となりました。