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輪旅 蛭ヶ野高原へ避暑ラン!!

2009-08-16 21:21:21 | 自転車旅
《輪旅 蛭ヶ野高原へ避暑ラン!!》

 夏といえば高原・・・暑さから逃れるには、標高の高いところへ行くのが一番のようだ。

 岐阜や愛知から手軽に行けるのが蛭ヶ野高原・・・高速道路、どこまで走っても千円という怪しげなキャンペーンに乗せられて、郡上へと向かったが、当然の結果・・・大渋滞に遭遇・・・庶民のレジャーはこの程度という有様ではあった。

 今回の同行者・・・冨士オリンピックのランドナーに乗るMIE-Binさん、クオーク・レーサーのシングルギアを操るHIDEさん。いずれも歴戦練磨のサイクリストで、緊張?のサイクリングとなった。

 スタートは、蛭ヶ野湿原植物園の駐車場。そこより県道321号「ひるがの高原線」を東進する。景色は、まるで北海道・・・標高は900m、真夏でも下界よりは10度くらい低いようだ。風はとても爽やかで気持ちがよい。

 蛭ヶ野の開拓は戦後とか・・・湿原や原野を切り開いた苦労は相当なものであったろう。今では、高原のリゾートホテルやスキー場、別荘地が林立している。

 牧場地帯を抜け、別荘地へ入る。私有地のため、無断の立ち入りは禁止のようで、そそくさと走り抜ける。下りたところは野々俣。


(蛭ヶ野の牧場をバックに!)

 国道をしばらく走り、荘川の牧戸にて右折をする。荘川の里辺りでサイクリストより声が掛かった。「wajinさんですね!」・・・なんと関東よりお見えのHIDEさんであった。日焼けした顔、走り込まれたシングルギアのレーサー、一目で、その経歴が読み取れた。

 道の駅「桜の郷荘川」にてお昼とする。焼き餅、団子、稲荷寿司と買い込み、ベンチで歓談をする。自転車の話し、旅の話し、飛騨や郡上の見所など・・・尽きない話題に花が咲いた。


(荘川の里にて!)

 庄川の支流となる町屋川に沿って南下する。荘川ビレッジという別荘地へと入る。オハヨーサンホテルの前を通り、坂を上って高台へと出た。この道を通る車は少なく、のんびりと並走しながらお喋りを楽しむ。

 突然、右手に加賀白山が望めた。小さな雪渓は見えるが、冬のような迫力はない。でも、なぜか山を見ると心がなごむ。写真を撮ったりしながら、高原のポタリングを楽しんだ。

 湧き水ポイント・・・ぬるくなったボトルの水を入れ替え、口いっぱいに冷たい水を飲む。ビールより美味い・・・とまでは言い切れないが、格別の美味さであった。


(取って置きの場所を走る!)

 林の中を抜けると、ゴルフ場の前へと出る。下りに入ると、再び正面に白山が・・・高原野菜の畑や「牧歌の里」を横目に、ひるがのサービスエリアに新設された「クックラ」へ立ち寄る。高原牛乳やチーズはもちろん、いろんな郡上や飛騨の名産が目白押しであった。なぜかクレープを食べる。

 HIDEさんは、荘川から国道158号を通って高山へ帰るという。尽きない時間に見切りをつけ、解散となった。

 その後、私とMIE-Binは、高鷲の「湯の平温泉」、郡上カレーの「サンタベール」、白鳥おどりと郡上をフルに満喫し、帰途に着いた。