《山旅 平瀬道より白山へ!!》
秋本番の白山へ行ってきました。
メインの登山口である石川県白峰村一之瀬(現白山市)からは何度か登ったことがありますが、白川村平瀬からのルートは初めてでした。大白川・・・白水湖・・・平瀬道は予想以上に素晴らしいコースでした。
岐阜、福井、石川にまたがる山ではあるが、なぜか加賀白山と呼ばれる。それは、石川県白山市に祀られた白山比(しらやまひめ)神社の存在からかもしれない。全国に渡って勧進されている白山神社の総本宮であり、加賀の国一ノ宮でもある。
山岳信仰といえば、富士山(浅間大社奥宮)、白山(白山比神社奥宮)、立山(雄山神社峰本社)、御嶽山(御嶽神社奥社)など、山自体が信仰の対象であり、頂上には祠が祀られている。伯耆大山、男体山、石鎚山、戸隠山、月山・・・主だった山々が御神体である。
深夜、大白川の登山口に着く。長野からのメンバーと合流し、テントで前祝の酒盛り・・・翌朝のプランの打ち合わせをし、寝袋に入った。
避難小屋の横より登山を始める。結構なブナ林もあって心がなごむが、道の勾配はきつく、一気に汗が噴出した。
ブナ林が終り、ダケカンバの大木が現れ始める。道は稜線を行くようになり、右手には三方崩山のガレが大きく現れた。
大倉山が近くなったころ、木々の間に白山本峰が見えてきた。蛭ヶ野辺りより見慣れた二こぶのピークが目の前に・・・久々に眺める高山に感動を覚えた。
(大倉山付近よりの白山本峰)
大倉山避難小屋を覗いてみる。昔の避難小屋と違い、中は清潔そのものである。ここで一泊もよいかと・・・
室堂の平に出れば苦しい登りから開放される。ハイマツの中の道を横切り、小屋の前へと至る。ベンチに腰掛け、しばしの休憩を楽しんだ。
(白山頂上よりお池めぐりへ)
御前峰(2702m)へ無事に到着。先ずは祠に感謝のお参りを・・・素直にお参りが出来るところが日本人である証かも。小松基地からやって来たヘリコプターが上空でホバリングをしていた。何かの訓練であろうか・・・
時間も早いため、お池めぐりをする。白山は火山であり、頂上の付近には多くの火口跡の池が残っている。とても素敵なところなのだが、登山者の一割も訪れないようだ。静かな頂上散歩を終えて室堂へと戻った。
(白水湖を眼下に下る)
下山に入る。白水湖めがけて一気に下る。自転車であれば、至福のダウンヒルと行きたいところだが、登山の下りは登り以上に辛い・・・休憩のたびにストレッチを繰り返し、その後に襲ってくる筋肉痛に備えた。
無事に下山。白水湖の横にある露天風呂に飛び込む。湖面を眺めならが入る掛け流しの温泉は最高・・・今日の充実した登山を振り返った。
秋本番の白山へ行ってきました。
メインの登山口である石川県白峰村一之瀬(現白山市)からは何度か登ったことがありますが、白川村平瀬からのルートは初めてでした。大白川・・・白水湖・・・平瀬道は予想以上に素晴らしいコースでした。
岐阜、福井、石川にまたがる山ではあるが、なぜか加賀白山と呼ばれる。それは、石川県白山市に祀られた白山比(しらやまひめ)神社の存在からかもしれない。全国に渡って勧進されている白山神社の総本宮であり、加賀の国一ノ宮でもある。
山岳信仰といえば、富士山(浅間大社奥宮)、白山(白山比神社奥宮)、立山(雄山神社峰本社)、御嶽山(御嶽神社奥社)など、山自体が信仰の対象であり、頂上には祠が祀られている。伯耆大山、男体山、石鎚山、戸隠山、月山・・・主だった山々が御神体である。
深夜、大白川の登山口に着く。長野からのメンバーと合流し、テントで前祝の酒盛り・・・翌朝のプランの打ち合わせをし、寝袋に入った。
避難小屋の横より登山を始める。結構なブナ林もあって心がなごむが、道の勾配はきつく、一気に汗が噴出した。
ブナ林が終り、ダケカンバの大木が現れ始める。道は稜線を行くようになり、右手には三方崩山のガレが大きく現れた。
大倉山が近くなったころ、木々の間に白山本峰が見えてきた。蛭ヶ野辺りより見慣れた二こぶのピークが目の前に・・・久々に眺める高山に感動を覚えた。
(大倉山付近よりの白山本峰)
大倉山避難小屋を覗いてみる。昔の避難小屋と違い、中は清潔そのものである。ここで一泊もよいかと・・・
室堂の平に出れば苦しい登りから開放される。ハイマツの中の道を横切り、小屋の前へと至る。ベンチに腰掛け、しばしの休憩を楽しんだ。
(白山頂上よりお池めぐりへ)
御前峰(2702m)へ無事に到着。先ずは祠に感謝のお参りを・・・素直にお参りが出来るところが日本人である証かも。小松基地からやって来たヘリコプターが上空でホバリングをしていた。何かの訓練であろうか・・・
時間も早いため、お池めぐりをする。白山は火山であり、頂上の付近には多くの火口跡の池が残っている。とても素敵なところなのだが、登山者の一割も訪れないようだ。静かな頂上散歩を終えて室堂へと戻った。
(白水湖を眼下に下る)
下山に入る。白水湖めがけて一気に下る。自転車であれば、至福のダウンヒルと行きたいところだが、登山の下りは登り以上に辛い・・・休憩のたびにストレッチを繰り返し、その後に襲ってくる筋肉痛に備えた。
無事に下山。白水湖の横にある露天風呂に飛び込む。湖面を眺めならが入る掛け流しの温泉は最高・・・今日の充実した登山を振り返った。