《山旅 越中の名峰・金剛堂山へ!!》
富山といえば立山連峰、剣岳などが思い浮かびますが、低山にも素敵な山々があります。白木峰、人形山、大門山、大笠山・・・今回は、金剛堂山(1650m)を訪れてきました。
栃谷登山口よりずっと続くブナの原生林は見事・・・始まりかけた紅葉のトンネルをくぐりながら頂上へ・・・風衝草原に覆われた頂上付近は至福のひと時・・・最高の山旅を楽しむことが出来ました。
画像はこちらから・・・
http://picmate-club.panasonic.jp/p/29596/album/bW4SgWCAaZnz/photo_list
岐阜県庁5時30分・・・東海北陸自動車道を走って五箇山インターを下りる。道の駅「たいら」でトイレ休憩。更に「新山の神トンネル」を抜けて利賀村(現・南砺市)へ入る。利賀川沿いに少し下り、旧の役場跡より「新楢尾トンネル」を越えて百瀬川へ出る。
上百瀬へ向かい、スノーバレー利賀の先に登山口を見つける。栃谷登山口まで約3時間のドライブであった。
百瀬川に架かる赤い鉄橋?を渡って登山開始。行き成りのブナの自然林に感動する。行けどもいけども自然林というのは、針葉樹の植林が進んだ日本の山では貴重な存在・・・やはり山はこうあって欲しいと思う。
紅葉の始まりかけた樹林帯を登山道はゆっくりと上がっていっている。ある番組で「演歌を唄いながら登ると楽!」というような情報があったが、お喋りを楽しみながらも同様のようで、取り止めもない話題は尽きない・・・知らないうちに高度が上がっていた。

(稜線の風衝草原を歩く)
約3時間・・・前金剛に着く。通常はここを頂上としているとか。大きな大理石の方位盤が鎮座していた。石で造られた祠も鎮座している。最高点は中金剛、15分ほど先なので脚を伸ばすことに。
ここよりが風衝草原と呼ばれている稜線で、その伸びやかな眺めは雄大そのもの・・・越中の名峰と呼ばれる所以であろう。生憎とガスが時より掛かり、山の全容は楽しめないものの、充分にその素晴らしさを味わうことが出来た。

(金剛堂山の頂上・前金剛)
最高点となる中金剛の標高は1650メートル、ちょっと樹木が茂っているため、写真だけを撮り、手前の碑のあるところで昼食とした。流れるガスが切れた時、緑の笹に映える真っ赤な広葉樹が美しかった。
今年の春、北東方向に位置する白木峰から眺めた金剛堂山を思い出した。その時は、まだ沢筋に白いものが見えた。日本海に近い越中の山々は豪雪地帯でもある。春の残雪期、スノーバレー利賀から尾根伝いにスキーツーリングも魅力がありそうだ。

(尾根の紅葉)
しばらく粘ってみたが、頂上付近にへばりついたガスは取れないようだ。次回、高気圧に覆われた日に再訪したい。遠く、立山や剣岳がくっきりと見える日に・・・
下山は一気に・・・下り道・・・上から眺める尾根や斜面の紅葉は、また違った色を見せていた。全山紅葉・・・谷底から稜線まで照葉樹の自然林であるため、紅葉の最盛期は息を呑む美しさになる・・・そんな想像をしながら登山口を目指した。
岐阜への帰り道・・・利賀・蕎麦の里・・・道の駅たいら・・・菅沼合掌集落を堪能しながら今回の山旅を終えた。
富山といえば立山連峰、剣岳などが思い浮かびますが、低山にも素敵な山々があります。白木峰、人形山、大門山、大笠山・・・今回は、金剛堂山(1650m)を訪れてきました。
栃谷登山口よりずっと続くブナの原生林は見事・・・始まりかけた紅葉のトンネルをくぐりながら頂上へ・・・風衝草原に覆われた頂上付近は至福のひと時・・・最高の山旅を楽しむことが出来ました。
画像はこちらから・・・
http://picmate-club.panasonic.jp/p/29596/album/bW4SgWCAaZnz/photo_list
岐阜県庁5時30分・・・東海北陸自動車道を走って五箇山インターを下りる。道の駅「たいら」でトイレ休憩。更に「新山の神トンネル」を抜けて利賀村(現・南砺市)へ入る。利賀川沿いに少し下り、旧の役場跡より「新楢尾トンネル」を越えて百瀬川へ出る。
上百瀬へ向かい、スノーバレー利賀の先に登山口を見つける。栃谷登山口まで約3時間のドライブであった。
百瀬川に架かる赤い鉄橋?を渡って登山開始。行き成りのブナの自然林に感動する。行けどもいけども自然林というのは、針葉樹の植林が進んだ日本の山では貴重な存在・・・やはり山はこうあって欲しいと思う。
紅葉の始まりかけた樹林帯を登山道はゆっくりと上がっていっている。ある番組で「演歌を唄いながら登ると楽!」というような情報があったが、お喋りを楽しみながらも同様のようで、取り止めもない話題は尽きない・・・知らないうちに高度が上がっていた。

(稜線の風衝草原を歩く)
約3時間・・・前金剛に着く。通常はここを頂上としているとか。大きな大理石の方位盤が鎮座していた。石で造られた祠も鎮座している。最高点は中金剛、15分ほど先なので脚を伸ばすことに。
ここよりが風衝草原と呼ばれている稜線で、その伸びやかな眺めは雄大そのもの・・・越中の名峰と呼ばれる所以であろう。生憎とガスが時より掛かり、山の全容は楽しめないものの、充分にその素晴らしさを味わうことが出来た。

(金剛堂山の頂上・前金剛)
最高点となる中金剛の標高は1650メートル、ちょっと樹木が茂っているため、写真だけを撮り、手前の碑のあるところで昼食とした。流れるガスが切れた時、緑の笹に映える真っ赤な広葉樹が美しかった。
今年の春、北東方向に位置する白木峰から眺めた金剛堂山を思い出した。その時は、まだ沢筋に白いものが見えた。日本海に近い越中の山々は豪雪地帯でもある。春の残雪期、スノーバレー利賀から尾根伝いにスキーツーリングも魅力がありそうだ。

(尾根の紅葉)
しばらく粘ってみたが、頂上付近にへばりついたガスは取れないようだ。次回、高気圧に覆われた日に再訪したい。遠く、立山や剣岳がくっきりと見える日に・・・
下山は一気に・・・下り道・・・上から眺める尾根や斜面の紅葉は、また違った色を見せていた。全山紅葉・・・谷底から稜線まで照葉樹の自然林であるため、紅葉の最盛期は息を呑む美しさになる・・・そんな想像をしながら登山口を目指した。
岐阜への帰り道・・・利賀・蕎麦の里・・・道の駅たいら・・・菅沼合掌集落を堪能しながら今回の山旅を終えた。