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輪旅 箱根から熱海・伊豆を走る!

2012-11-08 12:02:04 | 自転車旅
《輪旅 箱根から熱海・伊豆を走る!》
サイクリングクラブのイベントで箱根から熱海方面を走ってきました。
函南町役場~熱海峠~十国峠~箱根峠~芦ノ湖~富士見峠~(椿ライン)~湯河原~伊豆山(宿泊)~熱海市~多賀~山伏峠~韮山反射炉~蛭ヶ小島~函南町役場
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=44a54..
天気にも恵まれ、快適なツーリングが楽しめました。生憎と富士山は望めませんでしたが(二日目はバッチリ)、椿ラインの豪快なダウンヒルは最高でした。


(熱海峠より箱根峠へ)
スタートは函南町役場から・・・熱海函南線(県道11号)をゆるゆると上がって行きます。今日は生憎の曇り空、期待した富士山は雲の中でした。途中、丹那の表示が・・・昔、東海道線の丹那トンネルは難工事だったとか・・・そんな記録映画を観たように思います。


(十国峠の登山電車?)
熱海峠の手前で熱海箱根峠線(県道10号)へ左折します。伊豆スカイラインは自動車専用道のため、自転車は走れません(とてもエコなのに締め出されている?)唯一、この区間だけは県道のために走行が可能でした。

直ぐに十国峠のドライブインへ・・・ここより峠へはケーブルカーが出ています。十国の意味は、10の国が望めるからでしょうか。賑やかな観光施設はほどほどに先を急ぎました。この先、笹に覆われた稜線に沿って箱根峠を目指します。晴れていれば雄大な富士山がずっと眺めながら走れる素敵なコースなのですが。


(芦ノ湖目指して)
それほどの勾配もなく、箱根峠に着きました。国道1号線を横切り、芦ノ湖へ下って行きます。


(旧東海道 箱根宿の杉並木)
旧東海道、箱根の関所が再現されています。新居の関所などと比べると歴史の重みは感じられませんが、東海道最大の難所である箱根宿は多くの旅人を悩ませたことでしょう。現存する杉並木は往時の雰囲気が色濃く残っていました。

向こうからランドナーに乗ったサイクリストが・・・なんとグリーン・アルプスさんではないですか。しばし歓談・・・

その後は県道75号「椿ライン」にて大観山、湯河原温泉へと向かいます。約16㌔のダウンヒルは豪快そのもの・・・ブレーキを掛けるほどの勾配でもなく、快適な走行を楽しむことが出来ました。見下ろす眺望も大迫力!



(輪友の雄姿)

盛大なクラブラリーも無事に終わり、京都のウィンディさんに案内をしていただきながら帰路に・・・結構な町の熱海市内を抜け、錦ヶ浦(魚見崎)、多賀方面へと東海岸を走ります。クルマも多く、暗いトンネルには緊張させられました。

多賀より地方道?にて山伏峠へ・・・これがとんでもない激坂で、電動アシスト!?の自転車が欲しくなるところでした。それぞれが無口になり、ひたすら峠を目指します。途中で昼寝?をする人も・・・

山伏峠・・・そこよりパラグライダーが飛ぶようです。見晴らしの良い高台より上ってきた相模湾方面を眺めます。沖合に島は初島でしょうか・・・


(韮山反射炉)
峠より下って韮山へ・・・以前より気になっていた反射炉を訪れました。萩にも反射炉は残っていますが、こちらのほうが立派・・・幕末、これで大砲を作り、欧州列強と戦おうという武士の熱い思いが伝わってきます。


(頼朝配流の地 蛭ヶ小島)
最後の訪問地は蛭ヶ小島・・・平治の乱で敗れた源義朝父子は比叡山の北の竜華を越え、瀬田から関ヶ原へと敗走します。若い頼朝は馬上で居眠りをし、大きく後れを取ってはぐれます。結果、近江の北(長浜の奥)にある大吉寺へかくまわれ、天井裏に潜むことに・・・結果、平治方につかまり、伊豆へ配流(島流し?)・・・その場所が蛭ヶ小島です。

そして20年後・・・北条政子と出会い、やがて鎌倉幕府を設立は有名な話です。


(富士山を見ながら 函南町あたり)
ラストラン・・・真正面には富士山がくっきりと・・・やはり日本人、富士山を見ると感動します。無事に函南町役場へ帰着。

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