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輪旅 越前海岸を走る!

2011-09-14 09:57:31 | 自転車旅
《輪旅 越前海岸を走る!》
 暑い夏はたまりません!・・・少しでも涼しい場所をと越前海岸へ行ってきました。プランニングは京都のクラブさん・・・餌が良すぎました。「越前海岸でお刺身定食を!」釣り針が見え隠れしているのにパクッと(笑)

 久々の輪行旅・・・地元で頑張る第三セクター経営の樽見鉄道(旧国鉄樽見線 大垣駅~樽見駅間)に乗り込み、大垣駅~米原駅~敦賀駅~湯尾駅と乗り継ぎます。


(武生郊外の田園地帯)
 湯尾(ゆのお)駅は無人駅・・・日陰で自転車を組み立て、走り始めます。流石は9月、日差しはまだまだ強いものの、風は秋・・・さわやかさがありました。昔の北陸道(北国街道)でしょうか、歴史を重ねた民家の佇まいの中をうねうねと走って行きます。芭蕉も「奥の細道」の帰り道、大垣に向かって歩いたのでしょう。


(中津原トンネル)
 王子保(おうしお)駅あたりで左折し、山間部へと入って行きます。妙法寺・・・古刹でしょうか。国道8号線を横切り、更に西進。やがて峠道へ・・・ギアを落とし、木陰を探しながら重いペダルを踏んで行きます。今日の最高点!?・・・トンネルの中は涼しく、吹き抜ける風は最高でした。


(府中馬借街道)
 馬借(ばしゃく)街道とは鎌倉時代より、旧河野村今泉浦と府中(越前国府 武生)を結ぶ人や物資の流通路でした。正式には府中西街道、通称府中馬借街道と呼ばれていた現存する古道ですが、神山地区では昔からこの古道を馬借街道と呼んいるそうです。北国街道に加え、北前舟の旧河野村と越前、京都、大阪を結んだ地域道路です。

 馬借とは馬を荷役に使って輸送を行っていた人達をいいます。豊臣秀吉や前田利家の軍勢もこの街道を通って府中へ出陣したといわれているそうです。今泉浦からは塩や海産物、府中からは米、鍬や鎌、漆器、和紙などが運ばれたという。明治に入り北陸線の開通とともに馬借による物資の流通は衰えました・・・以上、とあるサイトより


(日本海 海の幸)
 富山に続き福井でも・・・内陸県に住むものにとって鮮度の良い魚類は有り難いの一言・・・とてもリーズナブルなお刺身定食をいただきました。その身の厚さは格別・・・口の中でとろける!?・・・大満足でした。


(敦賀湾 向うは敦賀半島)
 天気は快晴・・・逆光の中、キラキラと輝く海面の向こうには敦賀半島がシルエットに・・・秋を感じさせる雲がまた素敵でした。


(敦賀市に向かって快走)
 向かい風・・・浜風というのでしょうか、午後になると海辺では強い風が吹くようです。生憎の向かい風に・・・皆が無口になり、ひたすらペダルを漕いで行きます。大きな船舶が停泊している辺りがフェリー乗り場でしょうか・・・ここまで来れば敦賀駅は近いようです。

 さわやかな一日・・・そんな休日を過ごせたことに感謝を申し上げます。参加の皆様、ありがとうございました!

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