こんばんわ!
地元の秘境を発見し興奮する宇宙人、エーコです!!
なんと自宅から車で10分の所に、知る人ぞ知る凄い秘境温泉があったことをこの年になって発見しました!
その温泉とは
『塚野鉱泉』
ほんの少しだけ、のどかな田園を山間の道に車を走らせると、まるで大正か明治時代にタイムスリップしたような袋小路の温泉郷がありました。
宮崎駿のアニメとは言いませんが、想像力豊かな人ならこのギャップに想像を搔き立てられない筈がない!
初めて足を踏み入れたときは、正直言って、「このまま違う世界に引きずり込まれるかも?」という怖さを感じました。
でも、そこであるトンデモナイものを発見してしまったのです!!
それは、霊泉を汲める建屋の入り口脇にありました。
「なんで・・・なんでこんな所に?」
「ん?どうした?」
「なんでこんな秘境に先輩の石像がっ!?」
「うるせーよ!!」
「妙見・・・菩薩って・・・先輩はどう見たって阿吽の鬼ですよね?!」
「お前、明らかに喧嘩売ってんな、オゥこら!?」
「だってこの豊かな頬、長くて大きい鼻、鼻筋から流れるような濃い眉毛!どれをとっても先輩そのものぢゃないですか!!」
「ま、まあ、言われてみれば、似てる・・・かな??」
「それにほら!この情報を見てください!」
「何、スマホで検索してるんだ?」
「『妙見菩薩とは凄く視力が良くて物事の善悪や未来を見通す力がある』って書いてます!」
「いや、俺は既に老眼だから・・・」
「そうじゃなくて、地震とか裁判とかやたらといつも予測どおりになるぢゃないですか!!」
「偶然だよ、偶然。」
「最近やたらと交通事故が多くないですか?」
「なんだよ、いきなり。」
「今朝も目の前で事故を目撃しましたよね?!それにおじさん達がやたらとノロノロ運転してたし・・・。あまりの事故の多さで県警も警戒し始めたし・・・」
「あ~、地震が起きる前は事故や事件がやたらと発生するってアレか?」
「地震の前にはラドンガスが地中から放出されて、そのガスには物凄いリラックス効果があるんですよね?」
「ラドン泉の温泉があるくらいだからな。」
「だから判断が鈍って事故が多発してるんじゃないですか?!」
「そりゃ俺の仮説だけど今の所俺には嫌な予感がしないぞ。」
「でも先輩!そ、それ・・・」
「ん?何?何だよぉ~?怖いぞ、お前!」
「シャツが裏返しですぅ~~~!!」
「えっ!?・・・ヤバイ、俺もラドンでやられてたのか?」
「地震は嫌です~~~」
「よし、今夜は頑丈なビルの居酒屋に避難だ!!」
「それはもっと嫌ですぅ~~~~!!」