青の空

青色の空に浮かぶ雲のように浮かんでは消えていく日頃感じた思いにお付き合い頂ければと思います。

気になる新聞記事

2011-03-21 11:21:39 | life
今朝 読んだ新聞記事です。
「首相官邸の対応」
危機においては、官邸に情報を一元化し、課題に優先順位をつけ、衆知を集めて指示を出す。そして、トップは大局を見据え、国民にビジョンを示す。
ところが、管首相は「政治主導」にこだわるあまり大局を見失い、現場を混乱させているのではないか。
まず、福島原発への視察(12日朝)。首相が災害現場に行くのにどれだけ現場の準備が大変か、だれでも分かるではないか。何で行ったのか、何で止めなかったのか。首相への対応に時間が空費されてしまった。
首相が東京電力に乗り込んだ(15日朝)のもあきれた。首相に怒鳴られて引き締まるというプラスがあったとしても、そのプラスの何倍ものマイナスになる時間の浪費があったのは間違いない。少なくとも首相がいた約3時間の間に東電は新しい指示を出せなかった。
首相は原子力の専門家を任じ、注水などについても指示を出したという話も聞く。しかし、首相の仕事は重大局面で政治的判断をすることであり、注水方法についてアドバイスすることではない。
「政治主導」と称して「対策本部」をたくさん作って政治家があれこれ議論するのも問題だ。素人の政治家が新鮮な発想で新しい意見を言うのも時にはいいが、緊急時に同じことをしてはダメだ。
運搬については、国土交通省と防衛省の担当局長同士が直接話を進めればよく、その方が何倍も効率的な災害支援となる。自衛隊や消防、警察、国の地方組織などの人々が着実に仕事をすることでしか物事は進まない。
被災地への物資供与でも、政治家が現地に入ってはダメだ。農林水産省が食料を集めて自衛隊が運んで届けるしかない。水産省の船が海から食料、水、粉ミルクを運搬して喜ばれていたし、漁協のガソリンタンクから全農のタンクローリーが病院へガソリンを運んで喜ばれていた。
首相の演説で災害が克服されているのではない。民主党政権下でないがしろにされていても使命感に燃えて頑張っている公務員や地域の人々の努力で、災害は克服されていくのである。菅首相が また視察に行くという話を聞く。お願いだから、やめていただきたい。

この記事は 小泉内閣の5年半首相首席秘書官を務めた方に聞いた内容です。
一人の国会議員さんが動くことによって それも総理大臣が現地に視察に行くことによって 何十人?百人以上の方が その準備や同行、説明 また 移動手段に経費が掛かるのでしょうか。その経費を支援物資やガソリンを運搬する経費に回すことによって どのくらいの被災者の方の助けになるのでしょうか。

今日の視察は天候によって中止になったようです。首相の視察の効果は???
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久々に頂きまマウス | トップ | 小さい話 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

life」カテゴリの最新記事