走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

監査する側される側

2023年05月05日 | 仕事

今年の免許更新は監査が入り、いつもより多くのステップをしなければなりません。自己評価は免許更新時に済ませており、次は仲間からの評価。医師1人、薬剤師1人、看護師1人、NP上司1人にお願いしました。


自分の免許アカウントを開けるとこのように自分の評価と周りからの評価(写真はサマリーの見出し)そしてコメントを読むことができます。







で、次のステップは自己評価と他者からの評価のギャップを埋めるよう計画を立てることです。とても良い評価をもらっているのですが、強いて言えば効果的なコミュニケーションが弱いと出ています。


ま、英語は第二言語だから強いとは言えないと自負している。何年経ったってネイティブには敵いません。全く努力もしていないし(開き直った態度)


さあ、ぼちぼち計画を立てましょう。


いかがですか?前にも書きましたがプロと呼ばれている免許が必要な職業にはこのようなことが課されています。だってあげっぱなし免許では質の確保はできませんからね。


お、そう言えば日本の専門看護師や診療看護師さんの資格更新の書類を見ていると複雑そうですね。複雑な更新システムにはそれを管理する人も必要。監査する側、される側。双方の仕事量が増加するのはどうかと思います。


オンライン化で簡素化されているのが一番です。そして全員を毎回強く管理しようとするのも大変です。大体の人が基準に課されている事をしていると前提として、だらけている人が増えないように抜き打ち監査を入れる方が(私の団体は大体10年に一度のペースで来る)効果的だと私は思います。


それに更新だけに頼らず、州民や同僚からの苦情と言うか、免許に満たないような行動を見受けられる時は受付窓口もあり、調査、審査、場合によっては免停などのシステムも整っているのでバランスは取れていると思います。


基準、水準、資格更新、話でした。







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